わ‐むし【輪虫】
ワムシ綱の袋形動物の総称。淡水中に多いが、コケや湿った土中にもすむ。体長は2ミリ以下と微小。体の上端は冠状で繊毛があり、後端は細く尾状になるものが多い。繊毛で回転するように遊泳する。くるまむし。
わ‐むすび【輪結び】
ひもの結び方の一。左右、または左右と上方へ輪ができるように結ぶもの。
わらい‐くず・れる【笑い崩れる】
[動ラ下一][文]わらひくづ・る[ラ下二]くずれるようにひどく笑う。「観客はどっと—・れた」
わらい‐ころ・げる【笑い転げる】
[動ガ下一]腹を抱え転がるようにして、ひどく笑う。わらいこける。「強烈なコントに—・げる」
笑(わら)いを噛(か)み殺(ころ)・す
笑い出さないように口を閉じてこらえる。
笑(わら)いを取(と)・る
笑いを起こさせる。思わず笑ってしまうようにさせる。「乾杯のスピーチで—・る」「興言利口は当座に—・り耳を驚かす事」〈著聞集・一六〉
わら‐づと【藁苞】
わらを束ね、中へ物を包むようにしたもの。また、その苞で包んだ土産物・贈り物。「—に入った納豆」
わらび‐で【蕨手】
《「わらびて」とも》 1 若葉がまだ開かず先がこぶしのように巻いている早蕨(さわらび)。 2 早蕨のような先端が巻き込んだ形の意匠。刀の柄(つか)や高欄、神輿(みこし)の屋根などにみられる。
わらび‐のし【蕨熨斗】
贈り物の上書きや引き幕などに、「のし」という字を、蕨手のように書くこと。また、その文字。
わらわ・せる【笑わせる】
[動サ下一][文]わらは・す[サ下二] 1 相手が笑うように仕向ける。「冗談で人を—・せる」 2 軽蔑・嘲笑(ちょうしょう)に値することである。人をあざけって使う。「あいつが学者だなんて、全く—...