わた‐ぼこり【綿埃】
細かい綿くずのほこり。また、たまって綿のようになったほこり。
わた‐むし【綿虫】
半翅(はんし)目ワタアブラムシ科の昆虫のうち、翅(はね)があり、白色の蝋(ろう)物質を分泌するものの総称。体は小さく、綿くずが飛んでいるように見える。リンゴワタムシ・ヌルデノミミフシなど。ゆきむ...
わたり【渡り】
[名] 1 川などの渡る場所。渡し。「宇治の—」 2 離れた二つの場所に掛けて渡すもの。渡り板や渡り廊下など。 3 外国から渡来すること。また、そのもの。「オランダ—の鉄砲」 4 定住しないで...
わだちベニオフ‐めん【和達ベニオフ面】
プレート境界で沈み込む海洋プレートの深部境界面。300キロメートル以深で発生する深発地震の震源は大陸側に斜めに深くなるように分布し、ほぼこの境界面に一致する。日本の地震学者和達清夫と米国の地球物...
ワックス‐モデル【wax model】
人体の全体または一部をかたどった蝋製の人体模型。17世紀のヨーロッパで作られるようになった。現在は樹脂製、またはゴム製のものが主流。
ワッシャー‐クロス【washer cloth】
ワッシャー加工された素材一般のこと。綿・レーヨンなどが中心だったが、最近ではウールにも施されるようになった。
わっぱ【童】
《「わらわ」の音変化》 1 子供をののしっていう語。また、子供。「道具捜しにまごつく—」〈露伴・五重塔〉 2 年少の奉公人。小僧。「傘を車の輪のように地上に廻して来る—もあれば」〈花袋・田舎教師...
わ‐づく・る【輪作る】
[動ラ五(四)]輪のように丸く作る。「その二筋の細き髯を上下に—・りて」〈鏡花・竜潭譚〉
ワトソン【Watson】
米国IBM社が開発した人工知能システム。人間のように経験を通じて学習するコグニティブコンピューティングシステムであり、人間の自然言語による質疑に対し、適切に回答することができる。名称は、同社の初...
わ‐どけい【和時計】
江戸時代、西洋伝来の機械時計を模倣して日本で製作された時計。夜明け・日暮れを基準として一昼夜を分割する不定時法を指示するように作られた。櫓(やぐら)時計・尺時計・枕時計などがある。