よろこばし・い【喜ばしい/悦ばしい】
[形][文]よろこば・し[シク]喜ぶべき状態である。うれしい。「こんな—・いことはない」「—・い知らせ」 [派生]よろこばしげ[形動]よろこばしさ[名]
よろこば・す【喜ばす/悦ばす】
[動サ五(四)]「喜ばせる」に同じ。「プレゼントを買って—・してやろう」 [動サ下二]「よろこばせる」の文語形。
よろこば・せる【喜ばせる/悦ばせる】
[動サ下一][文]よろこば・す[サ下二]喜ぶようにする。うれしがらせる。よろこばす。「劇的な勝利はファンを—・せた」
よろこび【喜び/悦び/歓び/慶び】
1 よろこぶこと。うれしく思うこと。「苦労の分だけ—も大きい」「受賞の—をかみしめる」⇔悲しみ。 2 祝いごと。おめでた。慶事。「結婚、栄転と—が続く」 3 祝うこと。祝いの言葉。「新年の—を寿...
よろこび【喜び】
《原題、(イタリア)L'Allegria》イタリアの詩人、ウンガレッティの詩集。初版は1931年刊行。決定版はモンタドーリ社版全詩集「ある男の生涯」の第1巻として、1942年に刊行。
よろこび‐いさ・む【喜び勇む/悦び勇む】
[動マ五(四)]よろこびで心が勇みたつ。うれしくてじっとしていられなくなる。「—・んで飛び出した」
よろこび‐なき【喜び泣き】
あまりの喜ばしさに泣くこと。うれし泣き。「さしつどひてみな—どもせられけり」〈平家・一一〉
よろこびのうた【喜びの歌】
⇒歓喜の歌
よろこびのしま【喜びの島】
《原題、(フランス)L'Isle joyeuse》ドビュッシーのピアノ曲。1904年作曲。ロココ美術の画家ワトーの絵画「シテール島への巡礼」に着想を得た作品。イタリアの指揮者モリナーリによる管弦...
よろこびのひみつ【喜びの秘密】
《原題Possessing the Secret of Joy》米国の女性作家ウォーカーの小説。1992年刊。別邦題「喜びの秘密を持つ」。