ちり‐ちり
[副](スル) 1 ちぢれたりしわが寄ったりするさま。「—した頭髪」 2 毛や糸などが焼けちぢれる音を表す語。「—(と)毛糸が焼ける」 3 冷気などが、肌を軽く刺すように感じられるさま。「流れ...
ちょっくら
[副]わずかな時間やちょっとした動きを表すくだけた言い方。ちょっと。ちょっくり。「—待ってくれ」「—出かけてくる」
[名]ちょっとの間に人目を盗んでする悪事。「理非を弁(わきま)へず、—をは...
ちろり
[副]動きがわずかであるさま。また、瞬間的であるさま。ちらり。「小野田が薄目をあいて、—と彼女の顔を見たとき」〈秋声・あらくれ〉
ちょうせん‐しょう【朝鮮鐘】
朝鮮半島で新羅(しらぎ)時代から高麗(こうらい)時代に鋳造された銅製の梵鐘(ぼんしょう)。竜頭(りゅうず)は単頭で旗挿(はたさ)しという円筒がつき、肩と口辺に唐草(からくさ)模様をめぐらす。飛天...
ちょうをえがくゼウス【蝶を描くゼウス】
《原題、(イタリア)Giove pittore di farfalle, Mercurio e la Virtù》ドッソ=ドッシの絵画。カンバスに油彩。縦112センチ、横150センチ。蝶を描くゼ...
ちょうせい‐でん【長生殿】
唐の太宗が驪山(りざん)に建てた離宮。玄宗が華清宮と改名し、楊貴妃を伴って遊んだことで有名。
長方形をした紅白の落雁(らくがん)。金沢市の銘菓。
つい‐く【対句】
修辞法の一。語格・表現形式が同一または類似している二つの句を相対して並べ、対照・強調の効果を与える表現。詩歌・漢詩文などに用いられる。「月に叢雲(むらくも)、花に風」など。
ちゅうしょう‐げいじゅつ【抽象芸術】
現実の対象の再現を意図せず、色・形・量感など造形要素それ自体のもつ可能性を追求する芸術。20世紀初頭に始まる。抽象美術。アブストラクトアート。
ちゅう・する【中する】
[動サ変][文]ちゅう・す[サ変] 1 まんなかに至る。まっさかりになる。「烈日の天に—・するが如き勢」〈露伴・プラクリチ〉 2 かたよっていないさまになる。中庸の道を守る。「これを君子時に—・...
ちゅう‐とう【中東】
《Middle East》ヨーロッパからみて、極東と近東の間の地域をさしていう呼称。通例、アフガニスタン・イラン・イラクおよびアラビア半島諸国をさすが、中近東と同義(リビア以東の東北アフリカを含...