じよう‐しゃ【自用車】
自家用の車。自家用車。「西洋人のおおぜい乗った—らしいのが」〈寅彦・あひると猿〉
しょう‐じ【勝事】
《「しょうし」とも》 1 あまり見られぬほどすばらしいこと。「ことがらも希代の—にてありき」〈後鳥羽院御口伝〉 2 異常な出来事。「この事、天下(てんが)においてことなる—なれば、公卿僉議(せん...
しかつめ‐がお【鹿爪顔】
もったいぶった顔つき。もっともらしい顔つき。
しお‐た・れる【潮垂れる/塩垂れる】
[動ラ下一][文]しほた・る[ラ下二] 1 みすぼらしいようすになる。元気がないように見える。「しょぼしょぼと—・れた姿で帰って来る」〈花袋・田舎教師〉 2 衣服などが潮水にぬれて、しずくが垂れ...
こはる‐びより【小春日和】
初冬のいかにも小春らしい穏やかで暖かい日和。《季 冬》「玉の如き—を授かりし/たかし」 [補説]文化庁が発表した平成26年度「国語に関する世論調査」では、本来の意味とされる「初冬の頃の、穏やかで...
さい‐ろう【豺狼】
1 やまいぬとおおかみ。 2 残酷で欲深い人。むごたらしいことをする人。
酒(さけ)は憂(うれ)いの玉箒(たまははき)
《蘇軾「洞庭春色詩」から》酒は心の憂いを取り除いてくれるすばらしい箒(ほうき)のようなものである。
さく‐ゆき【作行き】
陶磁器を鑑賞するときの語で、土質・釉(うわぐすり)・色・形などを総合したできばえ。「いかにも志野らしい—」
ささら‐えおとこ【細愛壮子】
《小さくて愛らしい男の意》月の異称。つくよみおとこ。「山のはの—天の原門(と)渡る光見らくし良しも」〈万・九八三〉
さいしょう‐じじょうほう【最小自乗法/最小二乗法】
いくつかの観測値をもとに、想定される関数を用いて近似するとき、誤差の2乗の和を最小にすることにより、最も確からしい関数を求める方法。