みょう‐ぎ【妙技】
すばらしいわざ。非常にみごとな技術。「柔道の—を競う」
みょう‐しゅ【妙趣】
すぐれたおもむき。非常にすばらしい味わい。妙味。「—に富む名園」
みょう‐みょう【妙妙】
[形動タリ]きわめてすぐれているさま。すばらしいさま。「徒らに弁を弄し—舌を動かして」〈利光鶴松・政党評判記〉
みれん‐がまし・い【未練がましい】
[形][文]みれんがま・し[シク]思い切りが悪い。あきらめが悪い。未練たらしい。「—・くぐちを言う」 [派生]みれんがましさ[名]
むくつけ
[形動ナリ]《形容詞「むくつけし」の語幹から》 1 気味悪いさま。恐ろしいさま。「此の恐ろしき報ひをなんいふは、いと—なり」〈読・雨月・蛇性の婬〉 2 無骨(ぶこつ)であらあらしいさま。「雲駕(...
むご‐たらし・い【惨たらしい/酷たらしい】
[形][文]むごたら・し[シク]いかにもむごい。残酷である。むごらしい。「—・い戦場の写真」 [派生]むごたらしさ[名]
むご‐らし・い【惨らしい/酷らしい】
[形][文]むごら・し[シク]「むごたらしい」に同じ。「取って抑えて何者の仕業ぞ、—・き縄からげ」〈露伴・風流仏〉 [派生]むごらしさ[名]
むさ・い
[形][文]むさ・し[ク] 1 きたならしい。むさくるしい。「髪の毛が伸び過ぎて—・い」 2 欲・意地が強く卑しい。下品だ。「心せばく、意地—・けれど」〈甲陽軍鑑・一三〉
むさ‐くるし・い
[形][文]むさくる・し[シク]だらしなくてきたならしい。むさくろしい。「—・い服装」「—・い部屋の中」 [補説]明治以降、「苦しい」と結びついて「むさ苦しい」と書くことが多くなった。 [派生]...
むさ‐むさ
[副] 1 きたならしいさま。むさくるしいさま。「身を—ともつぞ。湯を浴びつなどもせぬぞ」〈蒙求抄・三〉 2 ごちゃごちゃしているさま。「具足多く、—と俗なる連歌が付けにくきなり」〈九州問答〉 ...