りき‐がく【力学】
1 物体間に働く力と運動との関係を研究する物理学の一分野。ガリレイとニュートンによって古典力学が完成。熱学や電磁気学の確立後は熱力学・電磁力学が発展し、統計力学・相対論的力学・量子力学が開かれた...
りきがく【力学】
《(ラテン)Mechanica》スイスの数学者、オイラーの著作。1736年刊。全2巻。第1巻では自由運動、第2巻では束縛運動を中心に論じる。
りきがくてき‐エネルギー【力学的エネルギー】
力学系における、運動エネルギーと位置エネルギーとの総称。また、それらの和。外力の作用のない系では、一定に保たれる。機械的エネルギー。
りき‐こう【力行】
⇒りっこう(力行)
りき‐さく【力作】
力をこめてつくった作品。
りき‐し【力士】
《古くは「りきじ」とも》 1 相撲取り。 2 「金剛(こんごう)力士」の略。 3 力の強い人。力持ち。「数万の—鬼王を集めて」〈曽我・七〉
りきし‐だち【力士立ち】
《「りきじだち」とも》金剛力士のような勇ましい立ち姿。仁王立ち。「思ひの外に金剛兵衛が—」〈浄・栬狩剣本地〉
りきし‐まい【力士舞】
《「りきじまい」とも》上代、伎楽(ぎがく)の舞の一。金剛(こんごう)力士の仮装をして舞う。まら振り舞。「池神の—かも白鷺の桙(ほこ)啄(く)ひ持ちて飛び渡るらむ」〈万・三八三一〉
りき‐しゃ【力車】
1 荷物をのせて人力で引く車。ちからぐるま。 2 「人力車」の略。
りき‐しゃ【力者】
1 平安末期以後、髪をそった姿をし、院・門跡・寺院・公家・武家などに仕えて力仕事に携わった従者。輿(こし)を担ぎ、馬の口取りをし、長刀(なぎなた)を持つなどして供をした。力者法師。青法師。 2 ...