りん‐さい【輪栽】
[名](スル)「輪作」に同じ。「麦と豆を—する」
りんさい‐しき【輪栽式】
穀物と根菜類、クローバーなどの飼料作物とを一定順序で輪作する作付け方式。地力を維持することができる。19世紀以降英国ノーフォーク地方で発展。
りん‐さく【輪作】
[名](スル)同一耕地に一定年限をおいて異なる種類の作物を交代に繰り返し栽培すること。地力の低下や病虫害の発生を防ぐ効果がある。輪栽。⇔連作。
りん‐さん【林産】
山林から産出すること。また、その産物。
りん‐さん【燐酸】
五酸化燐を水で処理して得られる一連の酸の総称。一般にはオルト(正)燐酸をさす。無色の粒状の結晶で、水によく溶け、ふつうは水溶液をいう。強い三塩基酸。加熱によりピロ燐酸、さらにメタ燐酸になる。生体...
りんさん‐アンモニウム【燐酸アンモニウム】
燐酸のアンモニウム塩。正塩は化学式(NH4)3PO4で、水に溶ける無色の結晶。ふつう三水和物。工業上は水素塩も含めていい、燐酸一水素アンモニウム(NH4)2HPO4は広く肥料として用いられ、燐安...
りんさん‐エステル【燐酸エステル】
リン酸とアルコールが結合したエステルの総称。生体内では、細胞膜の主成分であるリン脂質や、生命活動に必要なエネルギーを貯蔵・供給するATP、遺伝情報を司るDNAやRNAなどに含まれ重要な役割を担っ...
りんさん‐えん【燐酸塩】
燐酸の水素を金属あるいは塩基と置換してできる塩。正塩のほか、燐酸水素塩・燐酸二水素塩がある。一般に無色の結晶。 [補説]肥料のほか、食品添加物や合成洗剤などに利用される。
りんさん‐か【燐酸化】
たんぱく質にリン酸基を付加する化学反応。生体内でさまざまなたんぱく質の構造を変化させ機能を調節する役割を果たしている。ホスホリル化。→脱リン酸化 →プロテインキナーゼ
りんさんか‐こうそ【燐酸化酵素】
⇒キナーゼ