ひがいしゃ‐いしき【被害者意識】
必ずしも被害を受ける立場にあるわけではないのに、自分は被害を受けている、受けるに違いないと思い込むこと。また、自分の誤った行為を正当化するために、責任を他者や生育環境などに転嫁し、自分こそ被害者...
ぶ‐なん【無難】
[名・形動] 1 危険のないこと。また、まちがいのないこと。また、そのさま。無事。「—な日を送る」「貴重品は持って行かないほうが—だ」 2 欠点のないこと。特にすぐれているわけではないが、格別の...
へいきんえんしょく‐ひょうかすう【平均演色評価数】
照明器具などの演色性を評価する指数。自然光に準ずる基準光源に対し、その器具が物体の色をどれだけ忠実に再現しているかを表したもの。単位Ra。 [補説]白熱電球のRaは100、蛍光灯は70〜90、水...
へいこう‐しょり【並行処理】
《concurrent processing》コンピューターで、複数の処理を一つのCPUで行うこと。処理時間を細かく分割して、複数の処理を次々切り替えて行うため、全体の処理速度が高速化するわけで...
満更(まんざら)でもな・い
まったくだめだというわけではない。必ずしも悪くはない。また、かなりよい。「結果は—・い」「—・い顔付き」
ミトコンドリア‐イブ【mitochondrial eve】
イブの仮説で、現在の人類の母系祖先を遡っていったとき、最初にたどりつく、共通する一人の女性祖先のこと。 [補説]現在の人類はミトコンドリアイブの遺伝子を受け継いではいるが、人類がその女性から始ま...
みな【皆】
1 そこにいる人すべて。全員。また、あるもの全部。多くの人々に呼びかける語としても用いられる。みんな。「—が集まって相談する」「—が偽札だったわけではない」「—、こっち見て」 2 (副詞的に用い...
ムペンバ‐こうか【ムペンバ効果】
高温の湯が低温の水よりも早く凍結する現象。特殊な状況下で観察される現象で、必ず起こるわけではない。名称は、1960年代にこの現象を指摘したタンザニアの高校生の名前に由来。
やきなまし‐ほう【焼き鈍し法】
溶融状態にある金属を徐々に冷却し、より欠陥のない結晶を得る焼き鈍しという現象を模し、最適化問題を近似的に解く手法。最小化すべき関数を設定し、変数の値を確率的に遷移させ、それら変数のばらつき具合を...
柳(やなぎ)の下(した)に何時(いつ)も泥鰌(どじょう)は居(い)ない
一度柳の下で泥鰌を捕らえたからといって、それがいつもそこにいるわけではない。一度偶然に幸運を得られても、再度同じ方法で幸運が得られるものではない。