わ‐けい【和敬】
心をおだやかにして慎み、相手を敬うこと。茶道で重んじる精神の一つ。
わけい‐せいじゃく【和敬清寂】
茶道の精神を表現するのに用いられた語。和敬は茶事における主客相互の心得、清寂は茶庭・茶室・茶道具などに関連する心得。
わけ‐い・る【分け入る】
[動ラ五(四)]かき分けて中へはいる。「山深く—・る」
訳(わけ)が違(ちが)・う
同等に見ることはできない。比べられない。「それとこれとでは—・う」
訳(わけ)が無(な)・い
《「訳もない」「訳はない」とも》 1 はずがない。道理がない。「書留がそんな中に入ってる—・いよ」〈漱石・明暗〉 2 簡単である。手数がかからない。「もう跡は—・いから弁当にしようということにし...
わけ‐がら【訳柄】
「訳合(わけあ)い」に同じ。「行かざるをえない—がある」
わけ‐ぎ【分葱】
ネギの変種。小形で葉も細い。シベリアの原産。栽培され、鱗茎を株分けして植え付ける。ぬたなどにする。ふゆねぎ。《季 春》
わけ‐ざと【分け里/訳里】
《「わけ有る里」の意》遊里。遊郭。色里。「—の遊女」〈浮・禁短気・五〉
わけ‐しらず【訳知らず】
人情の機微や色恋のことに通じないこと。また、その人。やぼ。無粋(ぶすい)。「さてもさても衆道の—め」〈浮・五人女・五〉
わけ‐しり【訳知り/分け知り】
1 遊里の事情によく通じていること。また、その人。粋人。通人。 2 物事の事情を心得ていること。また、その人。「—顔にものを言う」