わたり‐だん【渡り段】
船と岸の間にかけ渡した通路の板。渡り板。
わたり‐で【渡り手】
「渡り瀬」に同じ。「天の川去年(こぞ)の—移ろへば川瀬を踏むに夜そふけにける」〈万・二〇一八〉
わたり‐どの【渡り殿】
「渡殿(わたどの)」に同じ。
わたり‐どり【渡り鳥】
1 繁殖する地域と非繁殖期を過ごす地域とが離れていて、毎年決まった季節にその間を往復移動する鳥。ふつう南北方向に移動し、日本では、越冬するカモ・ハクチョウなどの冬鳥、繁殖するツバメ・カッコウなど...
わたりどり‐じょうやく【渡り鳥条約】
渡り鳥および絶滅のおそれのある鳥類ならびにその生息環境を保護することを目的とする条約・協定の通称。昭和47年(1972)以降、日本と米国・オーストラリア・中国などとの間で締結された。
わたり‐なみ【渡り並み】
世間なみ。なみひととおり。また、世間一般。「ナンヂラワ…、—ノ人々デワナイ」〈天草本平家・三〉
渡(わた)りに船(ふね)
必要な物がそろったり、望ましい状態になったりして好都合なこと。「—の申し出」
わたり‐ば【渡り場】
1 渡るべき場所。 2 渡し場。渡船場。
わたり‐ばし【渡り箸】
「移り箸」に同じ。
わたり‐びょうし【渡り拍子】
1 神輿(みこし)の渡御、山車(だし)の運行などの際に奏する囃子(はやし)。 2 能・狂言の囃子事の下がり端(は)のこと。また、それに続いて謡われる平ノリの謡。 3 歌舞伎下座音楽の一。能管・太...