いちかわ‐りゅう【市川流】
日本舞踊の流派の一。7世市川団十郎に始まり、9世団十郎によって芸風が確立された。
一巻(いっかん)の終(お)わり
《1巻からなる物語が終わる意から》物事の結末がついてしまうこと。特に、死ぬこと。また、すでに手遅れであること。「この高さで足を滑らせたら—だ」
いつつ‐の‐さわり【五つの障り】
「五障(ごしょう)」を訓読みにした語。
いつわり【偽り/詐り】
いつわること。事実でないこと。うそ。「—の愛」 →嘘(うそ)[用法]
いつわり‐ごと【偽り言】
いつわりの言葉。つくりごと。うそ。
いつわり‐もの【偽り者】
うそをつく人。いつわりびと。「わらはを—にせうと云ふ事か」〈虎明狂・塗師〉
いどころ‐がわり【居所変(わ)り】
劇場の舞台転換法の一。大道具のつり上げ・せり・田楽返し・がんどう返しなどの仕掛けで場面を転換させる方法。
いなか‐まわり【田舎回り】
1 商人・芸人などが田舎を回って稼ぐこと。また、その人。どさまわり。「—の役者」 2 官吏・会社員などが、地方の支所・支店などに移り勤めること。
いのち‐がわり【命代はり】
命と引き替えにすること。また、それほど大切なもの。いのちがえ。「殿の御遊興妨げ召さるれば、斯の通り—のお仕置きぢゃ」〈伎・韓人漢文〉
い‐まわり【居回り】
自分がいる所の周囲。辺り。近辺。「劇場の—も静かであった」〈秋声・足迹〉