アスクレピオン【Asklepieion/Ασκληπιείον】
ギリシャ東部、エーゲ海に浮かぶコス島の北東部にある遺跡。古代ギリシャの医術の神アスクレピオスの聖域であり、医師ヒポクラテスが創設した治療院、医学校があった場所と考えられている。ドリス式、イオニ...
アテナ‐ニケ‐しんでん【アテナニケ神殿】
《Naos tis Athinas Nikis/Ναός της Αθηνάς Νίκης》ギリシャの首都アテネ、アクロポリスの入口にある神殿。パルテノン神殿が建つ聖域への入口にあたる前門「プロ...
アンティパクソス‐とう【アンティパクソス島】
《Antipaxos/Αντίπαξος》ギリシャ西部、イオニア海にある島。イオニア諸島の北部、ケルキラ島の南東に位置する。パクシ島の南東約3キロメートルに浮かぶ。
イオニア‐がくは【イオニア学派】
前6世紀ごろ、イオニア地方に興ったギリシャ最初の哲学の学派。万物の根源を水・アペイロン(無限なもの)・空気・火に求めた。ミレトス出身のタレス・アナクシマンドロス・アナクシメネス、およびヘラクレイ...
イオニア‐しょとう【イオニア諸島】
《Ionia/Ιόνια》ギリシャ西端部、イオニア海北東部にある諸島。古くは「七つの島」を意味するヘプタネソスまたはヘプタネサと呼ばれた。ケルキラ島(コルフ島)、パクシ島、レフカダ島、ケファロニ...
イオニア‐ようしき【イオニア様式】
「イオニア式」に同じ。
イズミル【İzmir】
トルコ西部、エーゲ海に面する港湾都市。古代ギリシャ名スミルナ。同国第三の都市であり工業、貿易が盛ん。紀元前10世紀にイオニア人が築いた植民都市に起源し、古代ローマ帝国、東ローマ帝国時代にはエーゲ...
イタキ‐とう【イタキ島】
《Ithaki/Ιθάκη》ギリシャ西部、イオニア海にある島。イオニア諸島に属し、ケファロニア島と幅約2〜4キロメートルの狭い水道を隔てて向かい合う。中心地はイタキ。深い湾奥に位置する天然の良港...
エビア‐とう【エビア島】
《Euboia/Εύβοια》ギリシャ、エーゲ海西部の島。古代名エウボイア島。ベネチア共和国時代はネグロポンテ島とよばれた。ギリシャ本土の東岸に沿って北西から南東に延びる。中心都市ハルキダと本土...
エレクテイオン【Erechtheion】
アテネのアクロポリス上のイオニア式神殿。前420〜前408年ごろ建造。有名なカリアティード(女像柱)は、現在はアクロポリス美術館と大英博物館にある。