いち‐みゃく【一脈】
1 ひとすじ。ひとつづき。 2 少し。わずか。「—の不安」「かえって—不気味な、気心の知れない感を」〈水上・大阪の宿〉
いっか‐さん【一化蚕】
1年に1回、卵からかえって成虫になり、卵を産んで1世代を終える蚕。多化蚕に比べて、繭は大きいが、一般に虚弱。
いっそ
[副]《「いっそう(一層)」の音変化という》 1 中途半端な状態を排して思いきったことを選ぶときに用いる。とやかく言わないで。むしろ。いっそのこと。「そんな絵なら—掛けないほうがましだ」 2 予...
いっ‐そう【一層】
[名] 1 ひとかさね。 2 数層の建物のいちばん下。
[副] 1 程度がいちだんと進むさま。ひときわ。ますます。「寒さが—厳しくなる」「末っ子をより—かわいがる」 2 むしろ。かえって。い...
いでんせいにゅうがんらんそうがん‐しょうこうぐん【遺伝性乳癌・卵巣癌症候群】
⇒エッチ‐ビー‐オー‐シー(HBOC)
いとうせいしのせいかつといけん【伊藤整氏の生活と意見】
伊藤整によるエッセー。雑誌「新潮」に、昭和26年(1951)から昭和27年(1952)にかけて連載され、昭和28年(1953)に刊行。
いやおち‐に【弥復ちに】
[副]《「おち」は若返る意の動詞「おつ」の連用形》いよいよ若返って。何度も初めにかえって。「我がやどに咲けるなでしこ賂(まひ)はせむゆめ花散るな—咲け」〈万・四四四六〉
いや‐ミス【嫌ミス】
《多く「イヤミス」と書く》俗に、悪意に満ちた人物が描かれたり、救いのない結末を迎えたりして、嫌な気持ちになるが、かえってそこが作品の魅力となっている推理小説(ミステリー)のこと。
言(い)わぬは言(い)うに優(まさ)る
黙っているほうが、口に出して言うよりもかえって切実な思いをよく表す。
インターネット‐エクスチェンジ【Internet exchange】
⇒アイ‐エックス(IX)