あき‐さ・る【秋さる】
[動ラ四]《「さる」は移動する意》秋が来る。秋になる。「—・らば見つつしのへと妹(いも)が植ゑし屋前(やど)の石竹花(なでしこ)咲きにけるかも」〈万・四六四〉
あけ‐さ・る【明けさる】
[動ラ四]《「さる」は移動する意》夜が明けていく。朝方になる。「—・れば浜風寒み己妻(おのづま)呼ぶも」〈万・一一九八〉
あさ・る【漁る】
[動ラ五(四)] 1 動物がえさや獲物を探し求める。「野良猫がごみ箱を—・る」 2 魚介・海藻などを探し求める。漁をする。「小さな磯を—・っている此人をじっと眺めていた」〈独歩・忘れえぬ人々〉 ...
あと‐じさ・る【後退る】
[動ラ五(四)]《「あとしざる」とも》 1 「あとずさる1」に同じ。「私はたじろき気味に、…一歩—・ったが」〈嘉村・秋立つまで〉 2 「あとずさる2」に同じ。「未(まだ)ほんとうに知らねえものと...
あと‐ずさ・る【後退る】
[動ラ五(四)] 1 驚きや恐れなどのために、前を向いたままうしろへさがる。あとじさる。「用心しながらゆっくりと—・る」 2 ためらって消極的になる。あとじさる。「—・って会長職を引き受けない」
アナドル‐ヒサル【Anadolu Hisarı】
トルコ北西部の都市イスタンブールにある要塞。ボスポラス海峡の幅が狭くなる部分のアジア側に位置し、対岸のルメリヒサルと対をなす。14世紀末、オスマン帝国のバヤジット1世が東ローマ帝国のコンスタンチ...
アムリトサル【Amritsar】
⇒アムリツァル
アルカサル【Alcázar】
《スペイン語で王宮・王城の意。元は宮殿・城砦(じょうさい)・要塞を意味するアラビア語に由来》 《Alcázar de Sevilla》スペイン南西部、アンダルシア州の都市セビリアにある宮殿。1...
あわさ・る【合(わ)さる】
[動ラ五(四)]ぴったりと合わせた状態になる。「二枚の貝殻が—・る」
生(い)ける犬(いぬ)は死(し)せる獅子(しし)に勝(まさ)る
《旧約聖書「伝道の書」第9章から》ライオンのように立派なものも死んでしまっては何にもならない。つらい境遇であっても、生きていればこそ望みがあるということ。生ける犬は死せる虎に勝る。