あまん・じる【甘んじる】
[動ザ上一]「あまんずる」(サ変)の上一段化。「薄給に—・じる」
あまん・ずる【甘んずる】
[動サ変][文]あまん・ず[サ変]《「あまみす」の音変化》 1 与えられたものをそのまま受け入れる。しかたがないと思ってがまんする。「清貧に—・ずる」「—・じて罰を受け入れる」 2 満足する。た...
あん・じる【按じる】
[動ザ上一]「あん(按)ずる」(サ変)の上一段化。「地図を広げて行程を—・じる」
あん・じる【案じる】
[動ザ上一]「あん(案)ずる」(サ変)の上一段化。「身の上を—・じる」
あん・ずる【按ずる】
[動サ変][文]あん・ず[サ変] 1 考えをめぐらす。「依て窃(ひそか)に—・ずるに」〈福沢・福翁百話〉 2 調べる。「且(かつ)先例を—・ずるに」〈鴎外・渋江抽斎〉 3 なでる。特に、刀の柄(...
あん・ずる【案ずる】
[動サ変][文]あん・ず[サ変] 1 考えをめぐらす。考え出す。いろいろ工夫する。「一計を—・ずる」 2 心配する。思い煩う。気遣う。「—・ずるには及ばない」「将来を—・ずる」 3 はっきりしな...
いい‐き・す【言ひ期す】
[動サ変]口約束する。「殿上にて—・しつる本意(ほい)もなくては」〈枕・一三七〉
いい‐くん・ず【言ひ屈ず】
[動サ変]言って力を落とす。しょげて言う。「昨日までさばかりあらむものの、夜のほどに消えぬらむこと、と—・ずれば」〈枕・八七〉
いおり・す【庵す】
[動サ変]「いお(庵)る」に同じ。「玉藻(たまも)刈る処女(をとめ)を過ぎて夏草の野島が崎に—・す我は」〈万・三六〇六〉
いかに‐し‐て【如何にして】
[連語]《副詞「いかに」+動詞「す」(サ変)の連用形+接続助詞「て」》 1 手段・原因・理由についての疑問を表す。どうやって。「—再興すべきか」 2 願望を表す。どうにかして。何としてでも。「独...