ぐけつげてんしょう【弘決外典抄】
平安時代の仏教書。4巻10編。具平(ともひら)親王著。正暦2年(991)成立。唐の妙楽大師著の「止観輔行伝弘決」中に引用された外典を抄録し、注解を加えたもの。
いってん‐しょう【一点鐘】
1 午前1時。または、午後1時。 2 1時間。
りんね‐てんしょう【輪廻転生】
「輪廻1」に同じ。
ろてん‐しょう【露天商】
一戸を構えず、露天で行う商売。また、その商人。露店商人。
せいそうねんてん‐しょう【精巣捻転症】
精巣が回転して精索がねじれ、血流障害を起こす疾患。激痛を伴う。精巣が壊死を起こすおそれがあり、6時間以内の治療が必要とされる。
でん‐しょう【伝承】
[名](スル) 1 伝え聞くこと。人づてに聞くこと。「浪士数百名島津泉州に就(つき)て暴挙の企あるの趣、疾くも—為(し)たりしかば」〈染崎延房・近世紀聞〉 2 ある集団の中で、古くからあるしきた...
でん‐しょう【伝唱】
[名](スル)次々と語り伝えること。「史伝を詩歌に綴りなして子孫に—せしむるをば」〈逍遥・小説神髄〉
でん‐しょう【伝誦】
[名](スル)物語・叙事詩などを口から口へととなえ伝えること。「民話を—する」
こでんしょう【小伝抄】
星川清司の短編小説。平成元年(1989)発表。同年、第102回直木賞受賞。
ごでんしょう【御伝鈔】
鎌倉時代の仏教書。2巻または4巻。覚如(かくにょ)著。永仁3年(1295)成立。親鸞(しんらん)の行実を絵詞(えことば)で記した同人著の「親鸞伝絵」から、その文章を抄出したもの。