たち【立ち】
[名] 1 立つこと。また、立っていること。「お—の方は速やかに御着席下さい」 2 旅立つこと。旅に出ること。出発。→御立(おた)ち「だから松野さんが—を延ばしなすったのです」〈木下尚江・良人...
たち【質】
1 生まれつきもっている性質や体質。資質。「辛抱強い—だ」「日焼けしやすい—」 2 物事の性質。「いたずらにしては—が悪い」
たち【館】
1 国司・郡司などの官舎。「甲斐国に—の侍なりけるものの、夕ぐれに—をいでて」〈宇治拾遺・三〉 2 貴人の邸宅。やかた。「ほととぎす—を通してといふ許になくときくにも」〈かげろふ・下〉 3 貴人...
たち【太刀/大刀】
《「断ち」の意》 1 長大な刀剣の総称。短小の「かたな」に対していう。 2 刃を下に向けて腰につり下げる長大な刀剣。刃を上に向けて帯にさす「かたな」に対していう。 [補説]本来は平安中期ごろまで...
た‐ち【多知/多智】
知恵の多いこと。「たとひ—禅定有りとも淫をたたずば」〈貞享版沙石集・四〉
たち【達】
[接尾]人を表す名詞や代名詞に付く。 1 複数であることを表す。「子供—」「僕—」 2 複数の意とともに尊敬の意をも表す。「大舟にま梶しじ貫(ぬ)き此の我子を唐国へ遣るいはへ神—」〈万・四二四〇...
たち‐あい【立(ち)会(い)】
1 その場にいて物事の成り行きや結果を見守ること。また、その人。「関係者の—を求める」 2 取引所で、会員が集まって売買を行うこと。「後場の—」
たち‐あい【立(ち)合(い)】
1 双方から出て向かい合うこと。また、出あって勝負を争うこと。試合。「真剣での—」 2 相撲で、両力士が仕切りから立ち上がる瞬間の動作。「—から一気に押し出す」 3 田楽・猿楽などで、競演するこ...
たちあい‐えんぜつ【立会演説】
互いに違った意見をもつ人々が、同じ場所で、交互に行う演説。「—会」
たちあいがい‐とりひき【立会外取引】
⇒時間外取引