だいどう‐しょうい【大同小異】
[名・形動]小さな違いはあっても、大体が同じであること。また、そのさま。「—な(の)意見」
だいどう‐しょうにん【大道商人】
道路のかたわらに露店を出して商売をする人。露店商。
だい‐どうじ【大童子】
1 寺院で召し使う童子のうち、上童子の下、中童子の上にある者。「御供に—の大きやかに年ねびたる四十人」〈栄花・初花〉 2 年のたけた童子。年かさの童子。「いただきはげたる—の」〈宇治拾遺・一〉
だいどう‐すじ【大道筋】
大通りの道筋。街道の通り筋。「堺の—に、長崎商ひして」〈浮・男色大鑑・五〉
大道(だいどう)廃(すた)れて仁義(じんぎ)あり
《「老子」一八章から》人の道理が自然に行われていた昔は、仁義という人為的な道徳は必要なかった。世の道理が失われたから、仁義をことさらに唱える必要が生じたのである。
だいどう‐だいがく【大同大学】
名古屋市にある私立大学。昭和39年(1964)に大同工業大学として開学。平成21年(2009)に現校名に改称した。
だいどう‐だんけつ【大同団結】
[名](スル)複数の党派や団体が、ある目的のために、主張などの少しの違いは問題としないで力を合わせること。「—して要求を勝ち取る」
だいどうだんけつ‐うんどう【大同団結運動】
明治19〜22年(1886〜89)民権派による反政府運動。後藤象二郎が民権各派の大同団結を唱えて中心的指導者となったが、後藤の黒田内閣入閣で挫折。
だいどう‐みせ【大道店】
路上で物を売る簡単なつくりの店。露店。
だい‐どうみゃく【大動脈】
1 心臓の左心室から全身に血液を送り出す動脈の本幹。上行大動脈・大動脈弓・下行大動脈に区分され、下行大動脈はさらに胸大動脈と腹大動脈とに分かれる。 2 重要な交通路。「東西日本を結ぶ—」