いだ‐てん【韋駄天】
《(梵)Skandaの音写。塞建陀・建陀の「建」を「韋」に誤ったものか》増長天の八大将軍の一。仏法の守護神。もとバラモン教の神で、シバまたはアグニ神の子。俗説に、仏舎利(ぶっしゃり)を盗んだ捷疾...
インド‐てつがく【インド哲学】
インドで成立・発達した哲学・宗教思想の総称。バラモン教・ヒンズー教・仏教・ジャイナ教などの思想を中心とする哲学。現実世界を苦と見、その自覚を出発点として、哲学的思索と宗教的実践によって苦の輪廻(...
インドラ【(梵)Indra】
インド神話の軍神。暴風雨をつかさどり、火の神アグニとともにバラモン教の中心。仏教に入って帝釈天(たいしゃくてん)となる。因陀羅(いんだら)。
オイスター‐プラント【oyster plant】
1 バラモンジンの別名。 2 ハマベンケイソウの別名。
カーマスートラ【(梵)Kāmasūtra】
古代インドの性愛書。4世紀ごろのバラモンの学者バーツヤーヤナの作と伝えられる。性愛に関する事項をサンスクリットの韻文で記し、文学的価値も高い。愛経。
クシャトリヤ【(梵)Kṣatriya】
インドのバルナ(四種姓)で、バラモンに次ぐ第二位の身分。王族および武士。 [補説]「刹帝利」とも書く。
サルシフィー【salsify】
《「サルシファイ」とも》バラモンジンの別名。
じざい‐てん【自在天】
⇒他化自在天(たけじざいてん)
インドのバラモン教の神で、万物創造の最高神。摩醯首羅(まけいしゅら)。大自在天。
ぜんしょうがく‐さん【前正覚山】
インド北東部、ビハール州の仏教の聖地ブッダガヤの東郊にある岩山。釈迦(しゃか)が6年間の苦行をした場所とされる。中腹のチベット寺院の境内に、釈迦がバラモン教と同じ断食の厳しい苦行をした留影窟(り...
バラモン【(梵)brāhmaṇa】
1 インドのバルナ(四種姓)で、最高位の身分。僧侶で、学問・祭祀(さいし)をつかさどり、インド社会の指導的地位にあった。ブラフマン。ブラーマン。 2 バラモン教。また、バラモン僧。 [補説]「婆...