アア‐ようがん【アア溶岩】
《aa lava》地表に噴出したマグマが冷えて固まったとき、表面がとげとげしくがさついた構造となる溶岩。粘性が高く、変形速度が小さい場合に生成される。鉱滓状(こうさいじょう)溶岩。→パホイホイ溶岩
あいら‐カルデラ【姶良カルデラ】
鹿児島県、鹿児島湾北部のカルデラ。直径約20キロメートル。南西縁に位置する桜島のマグマの供給源とされる。約2万9千年前〜2万6千年前の巨大噴火で噴出した大量の火山灰は、広く東北地方まで及び、テフ...
アルカリ‐がん【アルカリ岩】
ナトリウム・カリウムなどのアルカリ金属元素の含有量が多い火成岩の総称。アルカリ玄武岩質のマグマとその分化物に由来するものとして分類される。
いまくまの【今熊野】
《「いまぐまの」とも》京都市東山区の地名。
イーチャム‐こ【イーチャム湖】
《Lake Eacham》オーストラリア、クイーンズランド州北東部、アサートン高原にある湖。約1万2000年前のマグマ水蒸気爆発によって形成。近隣のバリーン湖とともにクレーターレーク国立公園に指...
ウルトラナノライト【ultrananolite】
火山岩や火山噴出物中の石基に見られる鉱物の結晶のうち、数十ナノメートル以下のもの。マイクロライトやナノライトとともにマグマの粘性を高めるはたらきをすると考えられている。
エンタブラチュア【entablature】
1 古代ギリシャ・ローマ建築で、柱で支えられる水平材の総称。3部分からなり、下から順に、アーキトレーブ・フリーズ・コーニスとよぶ。 2 流出したマグマが上面の空気と下面の大地の二方向から冷却固結...
かさい‐りゅう【火砕流】
火山灰・軽石・スコリア(岩滓(がんさい))などが火山ガスと混合し、一団となって火口から一気に流れ下る現象。マグマの粘性が大きい場合に生じ、しばしば大きな被害をもたらす。 [補説]「火砕流」は「火...
か‐ざん【火山】
地下のマグマやその生成物が地表に噴出して生じた地形。マグマの性質により噴火の形式が異なり、形態もそれによって山状をなすなど多様。→活火山 →常時観測火山
かざん‐かつどう【火山活動】
地下のマグマやガスの上昇、地上への噴出とそれに伴う諸現象の総称。噴火や溶岩の流出、火山性地震など。