ゆうそく‐か【有職家】
朝廷や公家の儀式や行事の典故に通じている人。故実家。
ゆうそく‐こじつ【有職故実】
朝廷や公家の礼式・官職・法令・年中行事・軍陣などの先例・典故。また、それらを研究する学問。平安中期以後、公家や武家の間で重んじられた。
ゆうそく‐もんよう【有職文様】
平安時代以来、公家階級で装束・調度などに用いられた伝統的文様。他の分野の文様と区別して、近世以降この名でよばれる。小葵(こあおい)・窠文(かもん)・幸菱(さいわいびし)・三重襷(みえだすき)・唐...
ゆうそく‐よみ【有職読み】
中世の歌学で、歌人の名を音で読むこと。またはその読み方。藤原俊成(としなり)を「しゅんぜい」、藤原定家(さだいえ)を「ていか」と読むなど。また、近代にそれをまねて有名人の名を音読すること。伊藤博...
ゆう‐そこ【有職】
「ゆうそく(有職)」に同じ。「かのぬし—なれど」〈宇津保・菊の宴〉
ゆうそ‐ち【有租地】
旧地租法で、地租を課せられた土地。
ゆう‐ぞう【融像】
左右の網膜に映った像を融合し、一つの像として認識する働き。眼球の運動や大脳皮質の視覚中枢の働きによって実現される。左右の網膜に映る像の位置が微妙に異なることから、遠近感や立体感を知覚することができる。
ゆう‐ぞら【夕空】
夕方の空。日が暮れようとしているころの空。
ゆうぞらはれて【夕空晴れて】
郷静子の小説。昭和54年(1979)刊行。
ゆうぞん‐しゃ【猶存社】
大正8年(1919)大川周明・満川亀太郎・北一輝らが結成した右翼団体。日本帝国の改造とアジア民族の解放を掲げたが、北と大川の対立から同12年に解散。