いなか‐せかい【田舎世界】
都会に対する、地方。いなか。「一代に一度の見物(みもの)にて、—の人だに見るものを」〈更級〉
いまだ‐かつて【未だ曽て/未だ嘗て】
[副](あとに打消しの語を伴って)今までに一度も。「—師の命に背いたことはない」
いもせ‐むすび【妹背結び】
夫婦の縁を結ぶこと。結婚。「一世一度の—」〈浄・会稽山〉
うけ‐かえ・す【受(け)返す/請(け)返す】
[動サ五(四)] 1 (受け返す)相手からの言動などを受け止めて、相手に返す。「軽くジョークで—・す」 2 質入れ品や抵当物件を、代価を払って取り戻す。請け出す。「ソレを質に置くと云えば何時(い...
うち‐かえ・す【打(ち)返す】
[動サ五(四)] 1 打って相手のほうに戻す。打ち戻す。「好球をレフト前に—・す」 2 打たれた仕返しに、こちらからも相手を打つ。また、応戦のため発砲したり矢を放ったりする。「打たれたら—・せ」...
うち‐なお・す【打(ち)直す】
[動サ五(四)] 1 改めてもう一度打つ。「タイプを—・す」 2 打ったりたたいたりして、もとのようにする。うちかえす。「布団の綿を—・す」 3 もとのようにきちんと直す。「詠果てて袖—・し給へ...
うつり‐ばし【移り箸】
嫌い箸の一。食事の際、一度取ろうとしたおかずから別のおかずへと箸を動かして食べること。おかずと御飯を交互に食べるか、一度箸を置くかするのが作法。渡り箸。
うどん‐げ【優曇華】
《(梵)udumbaraの音写「優曇波羅」の略。霊瑞、希有と訳す》 1 ㋐インドの想像上の植物。三千年に一度その花の咲くときは転輪聖王が出現するという。 ㋑きわめてまれなことのたとえ。 2 クサ...
うばい‐かえ・す【奪い返す】
[動サ五(四)]一度奪われたものを、ふたたび相手から奪う。「タイトルを—・す」
うばすてやま‐でんせつ【姨捨山伝説】
歩けない老人を山奥に捨てる慣習にまつわる伝説。国王の命令に背いて老人をひそかにかくまい、後日老人の知恵によって危機を脱する話、一度は捨てようとした老人を連れ戻す話などがある。姨捨(うばすて)伝説...