いちじょう‐だに【一乗谷】
福井市南東部、足羽(あすわ)川に注ぐ一乗谷川に沿う谷間。戦国大名朝倉氏の本拠地。居館や城下町の遺跡が発掘され、特別史跡。
いちじょう‐どおり【一条通り】
京都市上京区を東西に走る道路。京都御所西方、中立売(なかだちうり)通り北側の小路。平安京の一条大路にあたる。
いちじょう‐の‐しゅんむ【一場の春夢】
《「侯鯖録」から》その場限りで消えてしまうこと、きわめてはかないことのたとえ。
いちじょう‐べんぽう【一条鞭法】
中国、明代後期から清代初期にかけて行われた賦役(ふえき)徴収法。別々に割り当てていた賦と役を一つにまとめて銀で徴収し、簡素化と増収を図った。
いちじょう‐ほう【一乗法】
仏語。悟りを開くための唯一の道である一乗真実の教え。主として法華経をさす。
いちじょう‐みょうてん【一乗妙典】
一乗の理を明らかにする経典。法華経のこと。一乗妙経。
いちじょう‐もどりばし【一条戻橋】
京都市上京区の、堀川に架かる橋。平安京の最も北にあたる一条通りに、洛中と洛外を分ける橋として架けられた。何度も作り直され、現在の橋は平成7年(1995)に架けられたもの。渡辺綱が鬼の腕を切り落と...
いちじょうようけつ【一乗要決】
平安中期の仏教書。3巻。源信著。寛弘3年(1006)成立。天台宗の一乗の立場から唯識(ゆいしき)法相宗の説に反論したもの。
いちじよぼう‐じぎょう【一次予防事業】
65歳以上の人全員を対象に、運動機能・口腔機能の維持向上や栄養改善、認知症予防などのプログラムを実施する事業。→介護予防事業 →二次予防事業
いちじ‐りょうよう【一事両様】
1 一つの事を二通りに見たり、言ったりすること。二枚舌。「今はまたさういはぬとは、—なる事を」〈咄・醒睡笑・一〉 2 鎌倉幕府の訴訟上の用語。訴えの係属中に同じ訴人が同じ訴えを別に提起すること。...