ごだい‐さん【五台山】
中国山西省北東部の山。標高3058メートル。台状の五峰からなる。峨眉(がび)山・天台山とともに中国仏教の三大霊場の一。文殊菩薩(もんじゅぼさつ)の住む清涼山とされる。元代以降はチベット仏教の聖...
さいこ‐ふ【西湖府】
《Phu Tay Ho》ベトナムの首都ハノイのタイ湖北東岸にある神社。ベトナムの民間信仰、聖母道の女神柳杏聖母(りゅうきょうせいぼ)を祭り、聖母信仰の三大聖地の一つに数えられる。16世紀末から1...
さっ‐せん‐ひろ‐ふく【札仙広福】
札幌・仙台・広島・福岡。三大都市に次ぐ規模の地方主要都市。
さっぽろ‐バンド【札幌バンド】
明治初期にクラークの感化を受けてキリスト教に入信した札幌農学校の学生のグループ。新渡戸稲造・内村鑑三・宮部金吾ら18名が明治9年(1876)に結成。横浜バンド・熊本バンドと並んで日本のプロテスタ...
さん‐え【三会】
《連声(れんじょう)で「さんね」とも》仏語。 1 仏が成道(じょうどう)後に、衆生済度(しゅじょうさいど)のために行う3回にわたる説法。 2 弥勒菩薩(みろくぼさつ)が釈迦(しゃか)入滅の56億...
さんかはくう【山下白雨】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。広がった富士の裾野には黒雲と稲妻、空には入道雲が描かれている。黒富士。→三大役物
さんが‐の‐ちょうじ【三箇の重事】
昔、朝廷で行われた、即位・御禊(ごけい)・大嘗祭(だいじょうさい)の三大儀式。
さん‐きょく【三極】
1 電気の陽極・陰極、およびグリッドのこと。 2 宇宙万物の三大分類。天・地・人。三才。三儀。
さん‐だいぶ【三大部】
教義のよりどころとされる三つの大部な経典。 1 天台宗で、智顗(ちぎ)著の法華玄義・法華文句・摩訶止観(まかしかん)。法華三大部。 2 律宗で、道宣著の四分律行事鈔・四分律羯磨疏(かつまそ)・四...
さん‐だいもんだい【三大問題】
ギリシャ幾何学が提出した三つの作図問題。与えられた角の三等分、与えられた立方体の2倍の立方体の作図(立方倍積問題)、与えられた円と等しい面積をもつ正方形の作図(円積問題)。いずれも定規とコンパス...