うわ‐おび【上帯/表帯】
1 着物のいちばん外に締める帯。 2 鎧(よろい)・腹巻き・胴丸の類の胴先につける帯。ひもや布帯を用いる。「鎧の—押しくつろげ、腹かき切って」〈義経記・八〉 3 平胡簶(ひらやなぐい)や箙(えび...
うわ‐かぶき【上傾き】
[名・形動ナリ] 1 上部が重くて傾いていること。また、そのさま。「かたぶくや—なる月の笠/成政」〈毛吹草〉 2 派手で軽薄なこと。また、そのさま。「総じて世間の女の—なる事これに限らず」〈浮・...
うわ‐がまち【上框】
戸・障子などの周囲の枠のうち、上部の横木。
うわ‐は【上端】
《「うわば」とも》 1 物の上面、または上部の端。「荷負箪笥の—をこつこつと指さきでたたいてみせた」〈里見弴・小さな命〉 2 単位未満の端数。特に金銭で、まとまった区切りのよい額をわずかに超えた...
うわ‐ば【上葉】
草木の上部の葉。⇔下葉(したば)。
えきか‐じょうみゃく【腋窩静脈】
胸の上部にある静脈の一つ。上肢(肩・腕・手)の血液を集める太い静脈。大胸筋の下縁付近で上腕静脈から起こり、腋窩動脈の内側に沿って走り、第一肋骨のところで鎖骨下静脈になる。
えど‐きゃはん【江戸脚絆】
《江戸で多く用いられたところから》表は紺木綿、裏は浅葱(あさぎ)木綿で作り、上部に片ひもをつけ、こはぜで留める脚絆。
えり【彫り】
1 彫(ほ)り刻むこと。ほり。「御手(おほむて)(=御筆跡)は…—深う、強う固う書き給へり」〈源・行幸〉 2 弦をかけるため、矢筈(やはず)の上部を削って彫りくぼめた所。
エリチェ【Erice】
イタリア南部、シチリア島、シチリア自治州の町。同島西部、標高751メートルのサンジュリアーノ山の頂上部に位置する。先住のエリミ人の聖地とされ、紀元前8世紀頃に古代フェニキア人の入植が始まり、カル...
えん‐がい【掩蓋】
物の上を覆うもの。特に、軍隊で、敵弾を防ぐため塹壕(ざんごう)などの上部を覆ったもの。