あがり‐おり【上がり下り】
上がることと下りること。上がったり下りたりすること。「階段の—」
いわ‐ふね【岩船/磐船】
高天原から下界に下りるときに神が乗るという堅固な船。「天探女(あまのさぐめ)が—の泊(は)てし高津は」〈万・二九二〉 [補説]曲名別項。→岩船
御後(おあと)が宜(よろ)しいようで
《「次の出演者の用意ができたようで」の意》落語家が高座から下りるときの台詞(せりふ)。
お・りる【下りる/降りる】
[動ラ上一][文]お・る[ラ上二] 1 高い所から低い方へと移って、ある位置・場所に着く。上から下へ移動する。「山を—・りる」「木から—・りる」⇔あがる。 2 物が人の操作によって下の方へ移動す...
かけ‐だし【駆(け)出し/駈け出し】
《山伏が修行を終えて山を下りることの意の「駆け出(で)」から。修行を終えたばかりの意》その物事を始めたばかりで未熟なこと。また、その人。新米(しんまい)。「—の記者」
肩上(かたあ)げが取(と)・れる
成人して、肩上げのない着物を着るようになる。子供が大人と認められる年齢に達する。肩上げが下りる。
肩(かた)が軽(かる)くな・る
1 肩の凝りが取れて軽く感じられる。 2 責任や負担などがなくなって、ほっとする。肩の荷が下りる。「任を解かれて—・る」
カタバチック‐かぜ【カタバチック風】
《katabatic》斜面を吹き下りる風。冷えた空気が重力によって斜面を下降するもの。斜面下降風。滑降風(かっこうふう)。カタバ風。→アナバチック風
かや‐くぐり【茅潜】
イワヒバリ科の鳥。全長14センチくらい。上面は赤みがかった暗褐色に縦斑があり、下面は暗灰色。日本特産。高山のハイマツ帯にすみ、低木の間を飛び回る。冬は平地にも下りる。《季 夏》「—聴き天近き尾根...
がちゃり
[副]堅い物がぶつかったときの鈍い音を表す語。「かちゃり」より重い。「—と錠が下りる」