しもつけ‐そう【下野草】
バラ科の多年草。山地に自生し、高さ約60センチ。葉は羽状複葉で、先の小葉は手のひら状。夏、シモツケに似た淡紅色の小花を密生する。草下野(くさしもつけ)。《季 夏》
しもつけの【下毛野】
下野(しもつけ)の古称。
しもつけ‐の‐くに【下野国】
⇒下野
しも‐つ‐せ【下つ瀬】
川下にある瀬。⇔上(かみ)つ瀬。「—に小網(さで)さし渡す」〈万・三八〉
しもつふさ【下総】
「しもうさ(下総)」の古称。
しもつま【下妻】
茨城県西部の市。鎌倉時代から城下町として発展、江戸時代は一時、天領として代官所が置かれ、水運の中継地として繁栄した。ナシ栽培や養豚が盛ん。平成18年(2006)1月、千代川村を編入。人口4.5万...
しもつま‐し【下妻市】
⇒下妻
しも‐つ‐やみ【下つ闇】
陰暦で、月の下旬の夜の闇。くだりやみ。「ともしする火串(ほぐし)の松も燃えつきて帰るに迷ふ—かな」〈千載・夏〉
しも‐づかえ【下仕え】
院の御所や親王家・摂関家などに仕えて雑用を務めた女。
しも‐て【下手】
1 下の方。下座(しもざ)の方。「—に座をとる」⇔上手(かみて)。 2 川の流れていく方。下流。⇔上手(うわて・かみて)。 3 芝居の舞台の、客席から見て左の方。⇔上手(かみて)。