いき‐の‐した【息の下】
1 息の絶えようとする臨終の状態。「苦しい—から哀願する」 2 息をひそめて小声で話すこと。「わづかなる声聞くばかり言ひ寄れど、—に引きいれ、言(こと)少ななるが」〈源・帚木〉 [補説]この句の...
い‐げ【以下/已下】
それより下。いか。「関白殿を始め奉りて太政大臣—の公卿殿上人」〈平家・三〉
いちいか【一以下】
《原題Less Than One》ブロツキーの散文集。1986年刊。別邦題「レス・ザン・ワン」。
いちじょう‐いちげ【一上一下】
《上から切りおろし、下から切り払う意から》 1 上がったり下がったりすること。「肉叉(フオーク)と食刀(ナイフ)を十文字に構えたが、梭(おさ)を投げるように左右の—するのを」〈紅葉・多情多恨〉 ...
いっ‐か【一下】
ひとたび発せられること。「命令—」「号令—」
いっ‐てんか【一天下】
《「いってんが」とも》世の中全体。国中。一天。「ただいまの関白左大臣、—をまつりごちておはします」〈大鏡・後一条院〉
うえ‐した【上下】
1 位置・場所などの上と下。じょうげ。「書棚の—を入れ替える」 2 (「うえしたになる」の形で)上と下が逆になる状態。さかさま。「揺れて積み荷が—になる」 3 身分の上下。また、身分の上の者と下...
う‐か【雨下】
[名](スル) 1 雨が降ること。また、雨が降っているとき。「余—に歩するを好まず」〈織田訳・花柳春話〉 2 雨のように降り注ぐこと。「迫撃砲を我が部隊の上に—し始めた」〈火野・麦と兵隊〉
う‐ばくか【右幕下】
右近衛大将(うこんえのだいしょう)の居所。また、その人の敬称。特に源頼朝をさすことがある。
え‐か【会下】
「えげ(会下)」に同じ。