いく‐つ【幾つ】
1 個数・年齢の不定・不明なときにいう語。何個。何歳。「—でもいいから、あるだけください」「来年—になりますか」 2 (「いくつか」の形で)若干の数。「その品物なら—かある」 3 (「いくつも」...
いく‐ばく【幾何/幾許】
1 数量・程度の不明・不定なことをいう語。どれほど。「—の利益を得たか」 2 (「いくばくか」の形で)ある程度。若干。「旅費はまだ—か残っている」 3 あとに係助詞「も」と打消しの語を伴って、数...
いく‐ほど【幾程】
1 不明・不定な数量・程度をいう語。どれほど。「—の年を経たものか」 2 あとに係助詞「も」と打消しの語を伴って、存外に少ない数量であることを表す。どれほど。「付き合って—もたたないうちに結婚した」
いく‐ら【幾ら】
[名] 1 数量・値段の不明・不定なときにいう語。どれほど。どのくらい。「重さは—あるか」「この本は—ですか」「—経費がかかるかわからない」 2 (「いくらも」「いくらでも」の形で)不定ではあ...
いせわん‐たいふう【伊勢湾台風】
昭和34年(1959)9月26日、和歌山県潮岬(しおのみさき)付近に上陸、名古屋西方・富山湾を通り三陸沖へ抜けた台風。死者・行方不明者5101名という大被害をもたらし、特に伊勢湾沿岸の高潮による...
いた・す【致す】
[動サ五(四)]《「いたる」に対して「いたらせる」の意。敬語として用いられるのは中世以降》 1 届くようにする。至らせる。「遠い祖国に思いを—・す」 2 そのことがもとで、ある結果、特によくない...
いっぱん‐しつぎ【一般質疑】
議員が内閣や首長などの執行機関に対し、議会に提出した議案について、疑問点や不明点を問い質すこと。→一般質問
いなおおせ‐どり【稲負鳥】
古歌に詠まれた秋の鳥。稲刈り時に飛来するという。呼子鳥(よぶこどり)・百千鳥(ももちどり)とともに古今伝授三鳥の一。セキレイ・トキ・スズメ・バン・クイナなどとする諸説があるが、実体は不明。「山田...
い‐ふ【委付】
[名](スル) 1 ゆだね頼むこと。ゆだね渡すこと。「任務を—する」「権利を—する」 2 海商法上、船舶所有者などを保護するための制度。船主などが負担する損害賠償などの債務について、海産の権利を...
いぶかし・い【訝しい】
[形][文]いぶか・し[シク]《上代は「いふかし」》 1 物事が不明であることを怪しく思うさま。疑わしい。「その説には—・い点がある」「—・そうな目つき」 2 知りたく思われて心が引かれるさま。...