てん‐ち【天地】
1 天と地。 2 宇宙。世界。世の中。「自由の—を求めて旅立つ」「新—」 3 書物・荷物などの、上と下。「紙の—」
で‐あろ◦う
[連語]《連語「である」+推量の助動詞「う」》だろう。「明日はよい天気—◦う」「不正がまかり通る世の中でよいの—◦うか」 [補説]話し言葉では、ふつう「だろう」を使う。
とう‐せい【当世】
1 今の世の中。いまどき。現代。「その柄は—のはやりではない」 2 「当世風」の略。「同じ貰うなら矢張鞍馬の娘を貰った方が—だぜ」〈魯庵・社会百面相〉
時(とき)の代官(だいかん)、日(ひ)の奉行(ぶぎょう)
世の中をうまく渡っていくには、その時々の権勢ある者に従っているのがよいということのたとえ。
とき‐よ【時世】
1 時代。時節。「—を経る」 2 その時の世の中。その時代の風潮。「—に従う」
と‐よ
[連語]《格助詞「と」+間投助詞「よ」》 1 (多く「だとよ」の形で)他から伝え聞いた意を表す。揶揄(やゆ)する意を含むこともある。…ということだよ。…だそうな。「夜中に地震があったんだ—」「あ...
どう【動】
[音]ドウ(慣) [訓]うごく うごかす ややもすれば [学習漢字]3年 1 位置や状態が移りかわる。うごく。「動静・動物・動揺/異動・移動・運動・活動・激動・鼓動・作動(さどう)・自動・振動・...
どう‐らん【動乱】
世の中が動揺し、乱れること。また、その乱れ。暴動などのさわぎ。「—が起こる」
中(なか)に就(つ)いて
《「就中」の表記の訓読から生じたもの》その中でもとりわけ。なかんずく。「世の中といふもの、…定まりたる事侍らね、—も女の宿世(すくせ)はいと浮かびたるなむあはれに侍る」〈源・帚木〉
なが‐け・し【長けし】
[形ク]《「けし」は接尾語》長い。「—・くも頼めけるかな世の中を袖に涙のかかる身をもて」〈大和・一一六〉