いちょう‐ば【銀杏羽】
オシドリの雄の両翼にあるイチョウの葉の形の羽。風切り羽の内側の一対が発達したもので、橙(だいだい)色。思い羽。剣羽(つるぎば)。いちょうばね。
おおとり‐の【大鳥の】
[枕]大鳥の両翼が重なり合う「羽交い」の意から、地名の「羽易(はがひ)」にかかる。「—羽易の山に」〈万・二一〇〉
かいらくのその【快楽の園】
《原題、(オランダ)Tuin der lusten》ボッシュの絵画。板に油彩。三連祭壇画であり、中央パネルは縦220センチ、横195センチ、両翼は横97センチ。肉欲に溺れた人間たちが、奇怪な形を...
じき‐ふうこうふうそくけい【自記風向風速計】
風向と風速とを自動的に測定し記録する装置。両翼のない飛行機の形をしたもので、尾翼の向きから風向を、プロペラの回転数から風速を知る。
スタント‐カイト【stunt kite】
曲芸凧(たこ)。幅約1メートルの両翼に糸が2本ついていて、その糸を操り旋回させたり、急降下させることができる。
せいアントニウス‐きょうかい【聖アントニウス教会】
《Antoniuskirche》スイス北西部の都市バーゼルにある教会。市街北西部に位置する。1927年にカール=モーザーの設計でモダニズム様式を採用し、同国初の鉄筋コンクリート造の教会建築として...
せいアントニウスのゆうわく【聖アントニウスの誘惑】
《原題、(オランダ)Verzoeking van de heilige Antonius》ボッシュの絵画。板に油彩。三連祭壇画であり、中央パネルは縦135センチ、横119センチ、両翼は横53セン...
せん‐こう【繊巧】
[名・形動]わざが細やかで巧みなこと。また、そのさま。「—な工芸品」「両翼の姿の—無類なある緊張、その優雅さ」〈横光・旅愁〉
そう‐よく【双翼】
1 左右のつばさ。 2 左右に張り出して位置する軍隊。両翼。
そう‐りん【双輪】
1 二つの車輪。前後または左右の車輪。 2 二つがそろってはじめて用をなす物事のたとえ。「快楽と実用とは、文学の両翼なり、—なり」〈透谷・明治文学管見〉