もろこし‐ぶみ【唐土書】
中国の書物。漢籍。からぶみ。
もろこし‐もじ【唐土文字】
中国の文字。漢字。
モン‐カイ【Mong Cai】
ベトナム北部、クアンニン省の都市。中国の東興と国境を接する。経済特区に指定され、中越間の国境貿易が盛ん。近郊に、海岸保養地として有名なチャーコービーチがある。
もんか‐しょう【門下省】
中国の官署名。主として詔勅の審議をつかさどった。晋代に漢代の侍中を改編して成立、隋・唐時代に完備したが、宋代には形式化し、元に至って廃止された。
もんこかいほう‐せいさく【門戸開放政策】
1899年、米国の国務長官ヘイによって提唱された外交政策。中国の領土保全と門戸開放、商業上の機会均等を主張したもので、遅れて登場した米国が列強の帝国主義競争への割り込みを意図したもの。
モンゴル【Mongol】
アジアのモンゴル高原・ゴビ砂漠を中心とする地域。独立国をなす外モンゴル、中国の自治区をなす内モンゴル、甘粛省・新疆(しんきょう)ウイグル自治区の一部をなす西モンゴルに分けられる。また、その地に...
モンゴル‐もじ【モンゴル文字】
モンゴル語の表記に用いる表音文字。14世紀にウイグル文字を修正補充して作られた。左から縦に書く。中国の内モンゴル自治区では現在も用いられている。蒙古(もうこ)文字。
もんじ‐の‐くに【文字の国】
中国の異称。漢字が豊富であるところからいう。
もんじ‐の‐ごく【文字の獄】
中国の諸王朝で起こった筆禍事件の総称。特に清朝の康熙帝・雍正帝・乾隆帝時代のものが有名。満州出身の清朝は、その政治に反抗的な言辞を筆にした漢人を激しく弾圧、著者を極刑に処すとともにその著書を禁書...
もんじょう‐どう【文章道】
律令制における大学寮の一科。中国の詩文および歴史を学ぶ学科。→紀伝道(きでんどう)