かくふかくさん‐じょうやく【核不拡散条約】
《「核兵器の不拡散に関する条約」の通称》核兵器を保有できる国を米国・ソ連(ロシア)・英国・フランス・中国の5か国に限定し、非核保有国が核兵器を新たに保有することや、保有国が非保有国に核兵器を供与...
かくへいき‐こく【核兵器国】
核兵器を保有している国。特に、核不拡散条約(NPT)で定義された米国・ロシア・英国・フランス・中国の5か国をいう。→非核兵器国 [補説]核不拡散条約(NPT)は、「1967年1月1日以前に核兵器...
かくほゆう‐こく【核保有国】
核兵器を保有している、または、兵器開発を目的とする核実験を行っている国。核不拡散条約に規定される米国・英国・ロシア(旧ソ連)・フランス・中国のほか、インド・パキスタンなどがある。→核不拡散条約
かくりんぎょくろ【鶴林玉露】
中国の随筆集。南宋の羅大経(らたいけい)著。1248〜52年成立。天・地・人の3部からなり、詩や文学の批評を中心に逸話・見聞を収録。
かこくふうみ【華国風味】
中国文学者、青木正児による随筆集。中国の食文化をテーマとする。昭和24年(1949)刊行。
かしゅう‐いも【何首烏芋】
ヤマノイモ科の蔓性(つるせい)の多年草。塊根は暗褐色の球形で、ひげ根がある。葉は心臓形。夏から秋、葉のわきに白い小花やむかごをつける。中国の原産で、日本には雄株はない。塊根とむかごは食用。《季 秋》
カシュガル‐ハンこく【カシュガルハン国】
16〜17世紀、中国の新疆(しんきょう)地方を支配したトルコ族のイスラム教国。東チャガタイハン国が分裂して建国。首都はカシュガル。17世紀末、滅亡した。→チャガタイハン国
かしょ‐の‐くに【華胥の国】
《「列子」黄帝から》中国の黄帝が夢の中で見たという、無為自然で治まる理想の国。太平の国。
か‐じ【華字】
中国の文字。漢字。「—紙」
か‐せん【貨泉】
中国の新(しん)の王莽(おうもう)が14年に鋳造した銅貨。「貨泉」の文字が鋳出されている。日本の弥生文化の遺跡からも出土する。