みち‐の‐なか【道の中】
昔、都から下る道中の地方を三つに分けたときの、中ほどにある地方。→道の口 →道の後(しり)「—(=越中国)国つみ神は旅行きもし知らぬ君を恵みたまはな」〈万・三九三〇〉
み‐なか【真中】
まんなか。「こちごちの国の—ゆ出(い)で立てる富士の高嶺(たかね)は」〈万・三一九〉
みやこ‐いっちゅう【都一中】
⇒都太夫(みやこだゆう)一中
みやこだゆう‐いっちゅう【都太夫一中】
[1650〜1724]江戸前期の浄瑠璃太夫。初世。京都の人。本願寺派明福寺の住職。還俗して岡本文弥門下の都万太夫に浄瑠璃を学び、のち一中節を創始。以来現在まで一中節都派の家元名となっている。都一中。
むが‐むちゅう【無我夢中】
何かに心を奪われ、われを忘れること。「—で逃げる」
む‐ちゅう【夢中】
[名・形動] 1 物事に熱中して我を忘れること。また、そのさま。「—で本を読む」「競馬に—になる」「無我—」 2 夢を見ている間。夢の中。「多数は猶安眠の—にあり」〈独歩・愛弟通信〉 3 正気を...
む‐ちゅう【霧中】
霧におおわれている中。霧の中。また転じて、手がかりがなく、見通しがつかないことのたとえ。
むり‐しんじゅう【無理心中】
[名](スル)むりやりにする心中。同意しない相手を殺して自分も自殺すること。「—を図る」
めい‐ちゅう【命中】
[名](スル)弾丸・矢などが、ねらった所に当たること。的中。「目標に—する」
も‐ちゅう【喪中】
喪に服している期間。「—につき御年始をさし控えさせていただきます」