みち‐かけ【満(ち)欠け/盈ち虧け】
月が丸くなることと欠けること。「月の—を観測する」
みつ‐おうぎ【三つ扇】
紋所の名。開いた3枚の扇を、要(かなめ)を中心に丸く三方に並べたもの。
みつば‐の‐そや【三つ羽の征矢】
3枚の矢羽をつけた征矢。また、非常に速いことのたとえにもいう。三つ立ての征矢。「無間奈落(むげんならく)にまっさかさまに落つる事、—よりいと早し」〈浄・蝉丸〉
み‐てさき【三手先】
斗栱(ときょう)の形式の一。柱から外方に斗(ます)組みが三段出ていて、三段目の斗で丸桁(がぎょう)を支えるもの。金堂(こんどう)や塔に用いられる。
みなみぼうそう【南房総】
千葉県南端にある市。漁業が盛んで、和田地区には関東唯一の捕鯨基地がある。館山市を取り囲むように形成され、同市とのつながりが深い。平成18年(2006)3月に富浦町・富山町・三芳村・白浜町・千倉町...
身(み)の縮(ちぢ)む思(おも)い
恐ろしさや緊張のあまり、体が丸まって小さくなったように感じること。身が縮む思い。
みみのこと【ミミのこと】
田中小実昌(こみまさ)の短編小説。昭和46年(1971)発表。昭和54年(1979)刊行の短編集「香具師の旅」より、同作と「浪曲師朝日丸の話」が第81回直木賞受賞。
みやま‐がまずみ【深山莢蒾】
レンプクソウ科の落葉低木。山地に自生。葉は広倒卵形で、先は尾状にとがる。夏、白い小花が密生して咲き、丸く赤い実を結ぶ。
みやま‐ほうそ【深山柞】
アワブキ科の落葉小高木。本州以西の山地に自生。葉は長卵形で、縁にぎざぎざがある。夏、黄色い小花を円錐状につけ、暗紫色の丸い実を結ぶ。
みょうじん‐しょう【明神礁】
伊豆諸島南部の海底火山。青ヶ島の南58キロ、ベヨネース列岩の東9キロにある。昭和27年(1952)噴火して新島を形成し、漁船第十一明神丸が発見。翌年大爆発で水没。