マネタリスト【monetarist】
通貨供給や金利操作などの金融政策の重要性を主張する経済学者。主唱者は経済学者ミルトン=フリードマンらで、マネタリストの考え方は「新貨幣数量説」とも呼ばれる。ケインズ学派とは立場を異にし、1980...
マネタリズム【monetarism】
ケインズ経済学に基づく裁量的経済政策に反対し、市場機構の作用に信頼をおき、貨幣増加率の固定化を主張する政策的立場。フリードマンに代表される。
マリアルーズごう‐じけん【マリアルーズ号事件】
明治5年(1872)ペルー船籍のマリアルーズ(Maria Luz)号が横浜に入港しているとき、同船から清(しん)の苦力(クーリー)が逃亡したことに端を発する日本・ペルー間の紛争。奴隷売買を不当と...
マリーバード‐ランド【Marie Byrd Land】
南極大陸の西経90度から150度にかけての地域の名称。西をロス棚氷、東をエルズワースランドと接する。1929年、米国のリチャード=バードが同地域を探検した。どの国家も領有を主張していない無主地と...
マンチェスター‐がくは【マンチェスター学派】
19世紀前半、マンチェスターを中心に経済的自由主義、特に自由貿易を主張して実践した一群の急進主義者。コブデン・ブライトを指導者として穀物条例を撤廃させた。
みさお【操】
[名・形動]《不変の美や気高さなどをいうのが原義》 1 自分の意志や主義・主張を貫いて、誘惑や困難に負けないこと。節操。「信徒としての—」 2 (女性の)貞操。「—の固い妻」 3 上品で、みやび...
みどり‐の‐とう【緑の党】
環境保護を主張する政党に多く使われる党名。1979年の西ドイツ(当時)を皮切りに、欧米を中心に各国で次々と結党された。多く、環境保護のほか反原発・女性解放などの主張も共通する。ドイツではその後、...
みなみ‐ちしま【南千島】
千島列島のうち、南の択捉(えとろふ)・国後(くなしり)・色丹(しこたん)・歯舞(はぼまい)などの島々。第二次大戦後、ソ連の統治下となったが、日本が返還を主張している。
みらいはせんげん【未来派宣言】
《原題、(フランス)Manifeste du futurisme》1909年2月20日、イタリアの詩人、マリネッティが、フランスの新聞「フィガロ」紙上にフランス語で発表した芸術論。19世紀的価値...
みんけん‐とう【民権党】
明治前期、民権を主張した党派。主に土佐の立志社に対して用いられた称。