しゅ‐でん【主殿】
1 屋敷内の中心となる建物。御主殿。 2 主殿寮(とのもりょう)の下級役人。とのもり。
しゅでん‐しょ【主殿署】
⇒とのもりづかさ(主殿署)
しゅでん‐づくり【主殿造(り)】
室町時代の初期の書院造で、出入口として門廊を設けたもの。
しゅでん‐りょう【主殿寮】
1 ⇒とのもりょう(主殿寮)1 2 明治時代、宮内省の一局で、宮殿の監守・警備の任に当たった役所。
との‐も【主殿】
「とのもり(主殿)」の略。「—の女官御清めなどに参り果てて」〈枕・二七八〉
とのも‐づかさ【主殿司/殿司/主殿寮】
1 ⇒とのもりづかさ 2 ⇒主殿寮(とのもりょう)1
とのも‐の‐かみ【主殿頭】
主殿寮(とのもりょう)の長官。従五位下相当の官。
とのも‐の‐すけ【主殿助】
主殿寮(とのもりょう)の次官。従六位相当の官。
とのも‐の‐つかさ【主殿寮】
⇒とのもりょう1
との‐もり【主殿/殿守】
1 主殿寮(とのもりょう)の下級役人。 2 宮中の雑役や、蔵人(くろうど)拝賀のとき賜る湯づけの給仕をした女官。