はっせい‐しゅぎ【発生主義】
会計処理の原則の一つ。現金の受け渡しや預金の増減とは関係なく、取引が発生した時点で、収益や費用を計上すること。現代の企業会計はこの考え方に基づいて行われる。→現金主義
はつすがた【はつ姿】
小杉天外の処女小説。明治33年(1900)刊。序文は、わが国における自然主義文学論の先駆とされる。
はな【鼻】
芥川竜之介の小説。大正5年(1916)発表。「今昔物語」に取材。巨大な鼻をもつ禅智内供(ぜんちないぐ)の心理と、傍観者の利己主義を描いた、作者の出世作。
ハノイ【Hanoi】
ベトナム社会主義共和国の首都。同国北部にあり、ホン川に臨む水陸交通の要地で、11世紀に李朝が都を置き、政治・経済・文化の中心地として発展。化学工業や機器製造が盛ん。歴代の王宮が発見されたタンロン...
ハマース【Hamas】
《「ハマス」とも》パレスチナ占領地で、1987年12月の反イスラエル蜂起(インティファーダ)直後に創設された、イスラム原理主義組織。名称は「イスラム抵抗運動」を意味するアラビア語の頭文字をとった...
ハムギョン‐ナムド【咸鏡南道】
朝鮮民主主義人民共和国東部、日本海に臨む道(どう)。道庁所在地は咸興(ハムフン)。地下資源に富み、漁業や稲作、果樹栽培が盛ん。かんきょうなんどう。
ハムギョン‐ブクド【咸鏡北道】
朝鮮民主主義人民共和国北東部、日本海に臨む道(どう)。北は豆満江(とまんこう)を隔てて中国・ロシア連邦と接する。道庁所在地は清津(チョンジン)。鉄などの地下資源に富み、スケトウ漁が盛ん。かんきょ...
ハムフン【咸興】
朝鮮民主主義人民共和国東部、咸鏡南道の工業都市。化学・繊維・金属・肥料などの工業が盛ん。李(り)朝の発祥地。かんこう。
はやりうた【はやり唄】
小杉天外の小説。明治35年(1902)刊。「はつ姿」とともに、ゾラの自然主義思想に影響を受けた作品として知られる。
はん【汎】
[接頭]《英語のpanに「汎」の字を当てたもの》名詞に付いて、広くそのすべてにわたるという意を表す。「—太平洋同盟」「—アジア主義」「—アメリカ」