すみだがわ‐もの【隅田川物】
歌舞伎・浄瑠璃などの一系統で、謡曲「隅田川」の梅若伝説を主題としたもの。浄瑠璃「双生(ふたご)隅田川」、歌舞伎狂言「隅田川続俤(ごにちのおもかげ)」など。
すみよし【住吉】
大阪市の南西部、住吉区・住之江区あたり一帯の地名。古くは「すみのえ」と称されたが、平安初期以降「すみよし」とも読まれるようになったもの。 大阪市南部の区名。昭和18年(1943)阿倍野・東住...
ず‐ぞう【図像】
1 諸仏の像や曼荼羅(まんだら)などの図様を描き示したもの。多く白描で描かれるところから白描図像ともいう。 2 何らかの主題・象徴を担う画像。キリスト教におけるイコンなど。
せいアントニウスのコラールによるへんそうきょく【聖アントニウスのコラールによる変奏曲】
⇒ハイドンの主題による変奏曲
せいかつのたんきゅう【生活の探求】
島木健作の長編小説。昭和12年(1937)に正編、翌年続編を刊行。苦学して東京の大学に進学した主人公の帰農を主題とし、ベストセラーとなる。
せいぎ‐の‐みかた【正義の味方】
弱者を救い、悪者をこらしめる人。明確な定義はないが、創作された物語に登場するヒーローをさしていうことが多い。「—を気取る」 [補説]昭和33年(1958)から放送されたテレビ番組「月光仮面」の主...
せいし‐げき【聖史劇】
《(フランス)mystère》15世紀のフランスを中心に、中世末期の欧州で流行した宗教劇。旧約・新約聖書に取材し、キリストの生誕・受難・復活の物語を主題としたもの。町の広場で数日間にわたって上演...
せいしょうねんのためのかんげんがくにゅうもん【青少年のための管弦楽入門】
《原題、The Young Person's Guide to the Orchestra》ブリトゥンの管弦楽曲。1945年作曲。音楽教育映画のための作品。パーセルの付随音楽「アブデラザール」を...
せいふくしゃ【征服者】
《原題、(フランス)Les Conquérants》マルローの小説。1928年、文芸誌「新フランス評論(N.R.F.)」に発表。自らが現地で目撃した初期の中国革命を主題とする作品。
せわ‐もの【世話物】
浄瑠璃・歌舞伎で、主として江戸時代の町人社会に取材し、義理・人情・恋愛や種々の葛藤(かっとう)を主題としたもの。歌舞伎では、生世話物(きぜわもの)・散切物(ざんぎりもの)も含む。二番目物。世話。...