こころ‐がけ【心掛け/心懸け】
1 ふだんの心の持ち方。「—がよくない」「ふだんの—しだいである」 2 たしなみ。心得。「有っても一向—のございません僕なんざ、…つい気がつかないで了います」〈鏡花・婦系図〉 [用法]心がけ・心...
心(こころ)に掛(か)か・る
1 ある事柄が心から離れないでいる。気に掛かる。「留守中は子供のことが常に—・っている」 2 人の厚意にすがる。「ただかばかりの御—・りてなむ多くの人々年を経ける」〈源・初音〉
こころみ‐に【試みに】
[副]はっきりしない事柄を確かめるために、やってみるさま。「—一口食べてみる」
こ‐じ【故事/古事】
1 昔あった事柄。古い事。 2 昔から伝わってきている、いわれのある事柄。古くからの由緒のあること。「—成句」
こじ‐らいれき【故事来歴】
事柄について伝えられてきた歴史。その事の出所・経歴など。「寺の—を調べる」
こじん‐てき【個人的】
[形動]個人を主体とするさま。個人に関するさま。公的でない立場や、他人と関わりない事柄についていう。プライベート。「—な意見」
こそ
[係助]種々の語に付く。 1 ある事柄を取り立てて強める意を表す。「今—実行にうつすべきだ」「もののあはれは秋—まされ」〈徒然・一九〉 2 ある事柄を一応認めておいて、それに対立的、あるいは、...
こと【事】
《「言(こと)」と同語源》 「もの」が一般に具象性をもつのに対して、思考・意識の対象となるものや、現象・行為・性質など抽象的なものをさす語。 1 世の中に起こる、自然または人事の現象。事柄。出...
こと【言】
《「事(こと)」と同語源》 1 口に出して言うこと。言葉。現代では多く複合語として用いられる。「泣き—(ごと)」「わび—(ごと)」「片—」「一—多い」「旅といへば—にそ易き少なくも妹に恋ひつつ術...
事(こと)と次第(しだい)によ・る
結果や対処の仕方が、事柄やなりゆきにかかわる。「—・っては今日は帰れない」