いささ‐か【聊か/些か】
[形動][文][ナリ] 1 数量・程度の少ないさま。ほんの少し。わずか。「—な蓄えはある」「—なりともお役に立ちたい」 2 かりそめであるさま。ついちょっと。「—に思ひて来しを多祜(たこ)の浦...
いささか‐も【聊かも/些かも】
[連語] 1 (あとに打消しの語を伴って)少しも。全く。「—似ていない」「—反省の色が見えない」 2 ちょっとでも。「—人のけはひするところは、ただにも過ぎず」〈とりかへばや・一〉
さ【些】
すこしばかり。いささか。「その主観には—の詐りをも感じられなかったとは言え」〈里見弴・安城家の兄弟〉
さ【些】
[人名用漢字] [音]サ(慣) [訓]いささか わずか。いささか。「些些・些細・些事・些少」
さ‐さ【些些】
[ト・タル][文][形動タリ]取るに足らないさま。「—たる事で立腹する」
さ‐さい【些細/瑣細】
[形動][文][ナリ]あまり重要ではないさま。取るに足らないさま。「—なことを気にする」
さ‐しょう【些少/瑣少】
[名・形動]数量や程度がわずかなこと。また、そのさま。「—ながら手助けをしたい」「—な金額ですがお礼のしるしまで」
さ‐じ【些事/瑣事】
取るに足らないつまらないこと。ささいなこと。小事。「—にこだわる」
さ‐まつ【瑣末/些末】
[形動][文][ナリ]重要でない、小さなことであるさま。些細(ささい)。「—な事柄」
ちっ‐と【些と】
[副]「ち(些)と」の促音添加。「—言いすぎたようだ」「たまには—お寄りなさい」