ソハール‐とりで【ソハール砦】
《Sohar Fort》オマーン北部の都市ソハールにある白亜の城砦(じょうさい)。イスラム以前に築かれたとされ、中世には海上交易の拠点を防備する役割を担った。18世紀に現在見られる建物になり、地...
それ‐だのに
[接]「それなのに」に同じ。「—西洋人が日本に来て交易するのを何の角(か)のというは」〈加藤弘之・交易問答〉
ソンクラー【Songkhla】
タイ南部、マレー半島東岸の都市。ソンクラー県の県都。旧称シンゴラ。タイランド湾とつながるソンクラー潟を隔てる細長い半島に位置する。古くから海上交易の拠点となり、18世紀に華僑の国主の下で栄えた。...
タウア【Tahoua】
ニジェール南西部の都市。タウア州の州都。サハラ砂漠の南縁に位置する。綿花、ラッカセイなどの農産物の集散地。周辺でリン酸塩や石膏(せっこう)を産する。古くからトゥアレグ族とフラニ族の間で行われるサ...
タウンジー【Taunggyi】
ミャンマー中部の都市。シャン州の州都。シャン高原西部、標高約1400メートルに位置する。古くからシャン族の交易の中心地であり、英国統治時代に避暑地として開発された。毎年10月末から11月にかけて...
タキシラ【Taxila】
パキスタン北部、パンジャブ州にある遺跡。首都イスラマバードの北西約40キロメートルに位置する。古くから交易の拠点となり、紀元前6世紀から紀元後6世紀頃まで栄えた。タキシラ最古のアケメネス朝および...
タシガン【Trashigang】
ブータン東部の町。タシガン県の県庁所在地。古くからチベットとの交易で栄え、現在はインドのアッサム州やアルナーチャルプラデシュ州と結ばれる交通の要地となり、空港もつくられた。17世紀半ば建造の城タ...
タシーラク【Tasiilaq】
デンマーク領グリーンランド南東部の町。旧称アンマサリク。セルミリクフィヨルドとイカサルティバク海峡により、本島と隔てられたアンマサリク島に位置する。19世紀末にデンマーク人により交易拠点が設けら...
タタウィン【Tataouine】
チュニジア南東部の町。古くからサハラ交易の要地として栄え、ベルベル人が多く居住する。日干し煉瓦(れんが)でつくられたクサールとよばれる穀倉群が多く残る。タタウイヌ。
ただし‐は【但しは】
[接]「但し3」に同じ。「此通用金で塩を買うと味噌を買うと、—来年先来年(さらいねん)迄貯えて置うと」〈加藤弘之・交易問答〉