えい‐せい【衛星】
1 惑星の周りを楕円軌道を描いて公転している天体。地球に対する月など。「人工—」 2 あるものを中心として、その周辺にあって従属関係にあるもの。「—都市」
えいせい‐インターネット【衛星インターネット】
人工衛星を介したインターネットの通信網。また、それを介した接続サービス。静止軌道の衛星の場合、通信に遅延が生じるため、より地表に近い低軌道や中軌道に多数の衛星を配する衛星コンステレーションまたは...
えいせい‐コンステレーション【衛星コンステレーション】
《satellite constellation》多数の人工衛星を協調して動作させる運用方式。人工衛星を互いに通信範囲が重ならないよう低軌道または中軌道に投入し、全地表面を網羅する。衛星電話やG...
えいせい‐しょく【衛星食】
人工衛星・地球・太陽が同一線上に位置し、人工衛星が地球の影に入る状態。太陽電池による発電ができないため、蓄電池などを用いて電力を賄う必要がある。人工衛星食。
えいせい‐そくど【衛星速度】
人工衛星となるために必要な速度。→宇宙速度1
えいせい‐バス【衛星バス】
《satellite bus》人工衛星の基本的な機能や動作に必要な機器の組み合わせ。電力供給・熱制御・姿勢制御・軌道制御・通信などの機器をさし、観測機器など、用途ごとに異なるミッション機器と区別...
えいせい‐フェアリング【衛星フェアリング】
宇宙ロケットに搭載される人工衛星の空気抵抗を軽減し、空力加熱から保護するために用いられる覆い。ペイロードフェアリングの一種。大気中の高速飛行時にのみ使用し、大気の影響を受けない高度で廃棄される。
えいせいリモートセンシング‐そうち【衛星リモートセンシング装置】
人工衛星に搭載したセンサーで、地表や大気中に存在する物質・物体から反射・放射される電磁波を検出することによって、地球の状態を観測する装置。
エイド‐クライミング【aid climbing】
⇒人工登攀(とうはん)
えいよう‐せいしょく【栄養生殖】
無性生殖の一。主に植物の栄養体の一部が、母体から分離して新個体を形成する生殖法。地下茎・むかごを生じてふえるものや、挿し木・取り木など人工的に行うものもあり、遺伝的には母体と同一。栄養体生殖。栄...