リサジュー‐きどう【リサジュー軌道】
人工衛星がとる軌道の一。ラグランジュ点付近を、リサジュー図形を描いて周回する軌道。一般にラグランジュ点L1、L2、L3は重力的に不安定なため、なんらかの軌道制御が必要となる。WMAP、SOHO、...
リサ‐パスファインダー【LISAパスファインダー】
2015年12月に欧州宇宙機関(ESA)が打ち上げた人工衛星。同機関が進めている重力波観測計画LISAの小型試験機であり、地球から約150万キロメートル離れたラグランジュポイント(L1)において...
リスプ【LISP】
《list processor》コンピューターのプログラミング言語の一。記号処理のために開発され、リスト形式のデータ処理に適する。人工知能の研究に用いられる。米国のマサチューセッツ工科大学(MI...
リテールテック【retailtech】
小売業にIT(情報技術)を導入すること。また、それによって実現する新たなサービスやビジネス。流通・決済・在庫管理・物流管理などに各種IoT機器を利用したり、人工知能を活用したりすることをさす。
リポソーム【liposome】
細胞膜の基本構造を成す脂質二重層を模した人工膜のカプセル。大きさは0.1〜0.2マイクロメートル程度。内部にDNAやたんぱく質のほか、薬剤などを封入し、患部のみに制がん剤を送り届けるドラッグデリ...
リム‐かんそく【リム観測】
《リムは縁(へり)の意》人工衛星が、地平線を見渡すような角度で、横方向から大気の縁を観測すること。大気や雲の観察のほか、弾道ミサイルの追跡などに利用される。→ナディア観測
リモート‐センシング【remote sensing】
人工衛星や飛行機などにより、遠く離れた対象の観測を行うこと。主に、地上から反射・放射される種々の波長の電磁波を測定し、コンピューターで処理して地表の状態を映像としてとらえることをさす。遠隔測定。...
りゃくえん‐きどう【略円軌道】
人工衛星がとる軌道のうち、恒星・惑星・衛星などの天体を中心とする、ほぼ円形の軌道の総称。
リュウカンフウ【劉廣福】
八木義徳の短編小説。満州にある日本企業の工場を舞台に、中国人工員の姿を描く。昭和19年(1944)発表。同年、第19回芥川賞受賞。
りゅう‐のう【竜脳】
1 樟脳(しょうのう)に似た芳香をもつ無色の昇華性の結晶。リュウノウジュの材を蒸留して得られ、人工的には樟脳・テレビン油から合成。香料などに用いられる。ボルネオ樟脳。ボルネオール。 2 「竜脳樹...