じ
「し」の濁音。硬口蓋の有声破擦子音[dʒ]と母音[i]とからなる音節。[dʒi] [補説]清音「し」に対する濁音としては、本来、硬口蓋の有声摩擦子音[ʒ]と母音[i]とからなる音節[ʒi]が相当...
じ
[助動][○|○|じ|(じ)|(じ)|○]活用語の未然形に付く。 1 打消しの推量を表す。…ないだろう。…まい。「人の心にはつゆをかしからじと思ふこそ、またをかしけれ」〈枕・一三〇〉 2 打消し...
じこく‐にんしょう【時刻認証】
電子文書が作成・更新された正確な時刻を証明する仕組み。ある時刻にその電子文書が存在していたこと、およびその時刻以降にデータが改竄(かいざん)されていないことを第三者機関が証明する。タイムスタンプ。
じこ‐ばいばい【自己売買】
取引所の会員である証券会社または商品取引員が自己の計算によって行う売買。公共債に限り、昭和59年(1984)6月以降、金融機関においても自己売買業務(ディーリング)が開始された。→委託売買
じしゃ‐ぶぎょう【寺社奉行】
鎌倉幕府以降、寺社の領地・建物・僧侶・神官のことを担当した武家の職名。江戸幕府では将軍直属で三奉行の最上位に位置し、楽人・陰陽師(おんようじ)・囲碁将棋師に関する事項をも扱った。
じ‐しん【地震】
地球内部の急激な変動による振動が四方に伝わり大地が揺れる現象。地殻や上部マントルに蓄積された歪みエネルギーが限度を超えると岩石が破壊され、弾性振動となって放出されて起こる。地震そのものの規模をマ...
じ‐ちょう【仕丁】
《「しちょう」とも》 1 律令制で、成年の男子に課せられた力役(りきやく)。50戸ごとに二人が割り当てられ、3年交替で諸官庁で労役に服させた。してい。つかえのよぼろ。 2 平安時代以降、貴族の家...
じっかん‐じゅうにし【十干十二支】
十干と十二支。また、それを組み合わせたもの。中国では殷代から行われていたといわれ、前漢代以降、年を表すのに用いられるようになったという。干支(かんし)。えと。→干支(えと)
ジッダ【Jidda】
サウジアラビア中西部の都市。紅海に臨み港湾を有す。同国第2の都市。7世紀半ば、イスラム教第3代正統カリフ、ウスマーンにより、イスラム教の聖地メッカ巡礼の海の玄関口として整備され、以降、ヒジャーズ...
じつがく‐しゅぎ【実学主義】
事実・経験・実践などを重視する教育思想上の立場。形式化した人文主義に対抗して16世紀に起こり、17世紀以降、自然科学や哲学の経験論の影響のもとに有力になった。日本では福沢諭吉が唱えた啓蒙思想がそ...