あそび‐なかま【遊び仲間】
いっしょになって遊ぶ友達。遊び相手。 [補説]遊ぶことだけで結びついている友達という意味で使うこともある。
かぶ‐なかま【株仲間】
江戸時代、幕府・諸藩の許可を得て結成した商工業者の同業組合。幕府・諸藩は株仲間を通じて経済統制を行い、株仲間は冥加金(みょうがきん)を納める代わりに営業の独占権を与えられた。
さわぎ‐なかま【騒ぎ仲間】
遊里などでの遊び仲間。遊蕩(ゆうとう)仲間。遊興の友。「折ふし洛中に隠れなき—の男四天王」〈浮・五人女・三〉
ちゃのみ‐なかま【茶飲み仲間】
「茶飲み友達」に同じ。
ちゅう‐げん【中間】
[名](「仲間」とも書く) 1 ㋐昔、公家・寺院などに召し使われた男。身分は侍と小者との間に位する。中間男。 ㋑江戸時代、武士に仕えて雑務に従った者の称。 2 江戸幕府の職名。江戸城内の部署の...
なか‐ま【仲間】
1 一緒に物事をする間柄。また、その人。「趣味を同じにする—に加わる」「飲み—」 2 地位・職業などの同じ人々。「文士の—」 3 同じ種類のもの。同類。「オオカミは犬の—だ」 4 近世、商工業者...
のみ‐なかま【飲(み)仲間】
いつも一緒に酒を飲む仲間。飲み友達。
はいじんなかま【俳人仲間】
滝井孝作の自伝的小説。昭和44年(1969)から断続的に発表した作品をまとめ、昭和48年(1973)刊行。昭和49年(1974)、第6回日本文学大賞受賞。続編の「続俳人仲間」は著者の死により未完。
ゆかいななかま【愉快な仲間】
《原題The Good Companions》⇒友達座
わるいなかま【悪い仲間】
安岡章太郎の短編小説。昭和28年(1953)発表。同年、「陰気な愉しみ」とあわせ第29回芥川賞受賞。