フレネル‐ゾーン【Fresnel zone】
無線通信などで、電力損失をすることなく電波が到達するために必要とする領域。二点を中心軸とする回転楕円体となる。この領域内に障害物があると、強度が確保されなくなる。通常、エネルギー伝達に大きく寄与...
ふんにょうたん【糞尿譚】
火野葦平の短編小説。昭和12年(1937)発表。同年、第6回芥川賞受賞。受賞時に火野は日中戦争のため従軍中で、小林秀雄が戦地に赴き授賞伝達した。昭和32年(1957)、野村芳太郎監督により「伴淳...
ブレーキ‐ペダル【brake pedal】
自動車などで、車輪の回転数を減らしたり止めたりするためのペダル。これを踏むと、油圧や圧縮空気などによって力が伝達され、各車輪が制動される。
プッシュ‐かいせん【プッシュ回線】
《push line》アナログ電話回線の方式の一。発信時の電話番号の伝達において、数字に対応した信号音(プッシュボタン信号)を発する。プッシュ式電話に使用される。トーン回線。⇔ダイヤル回線。
プロクシミクス【proxemics】
人に近接した空間領域の文化的研究。他人との距離のとり方は意思の伝達手段の一つで、お互いの親密度や属する文化によって異なるというもの。1960年に米国の人類学者E=T=ホールが提唱。近接対人空間学。
プロテイン‐キナーゼ【protein kinase】
ATPのリン酸基をたんぱく質の水酸基に転位させる酵素の総称。チロシン残基に作用するもの(チロシンキナーゼ)とセリンやトレオニンの残基に作用するもの(セリン-トレオニンキナーゼ)がある。たんぱく質...
ヘッブ‐の‐ほうそく【ヘッブの法則】
脳内のニューロンの結合に関する法則。ニューロンどうしを接合するシナプスは、ニューロンが繰り返し発火することによって伝達効率が向上し、逆に長期間発火がないと低下するというもの。この可塑性が長期記憶...
ヘム‐たんぱくしつ【ヘム蛋白質】
鉄原子をヘム基の形で含む鉄たんぱく質の総称。動物の血液や筋肉に存在して酸素の運搬を担うヘモグロビンやミオグロビンのほか、電子伝達に関与するチトクロム、過酸化水素を分解する酵素のカタラーゼなどがある。
へんしん‐きこう【偏心機構】
円の中心点とずれた所に回転の中心のある偏心輪を用い、連結棒を取り付けた外輪をはめ、偏心輪の回転運動を連結棒の往復運動に変える動力伝達装置。
ベルト‐でんどう【ベルト伝動】
二つのベルト車にベルトを掛けて、車とベルトとの摩擦によって動力を伝達すること。