でんごん‐ばん【伝言板】
駅などにある個人的な伝言を書くための黒板。
でんごん‐メモ【伝言メモ】
携帯電話の機能の一。かかってきた電話に出られないときなどに、自動的に音声メッセージが流れ、相手の用件を録音するもの。簡易留守メモ。
でん‐しゃ【伝写】
[名](スル)写し取って次から次へと伝えること。また、写し取ったものをさらに転写すること。また、その写し。「蘭学社会唯一の宝書と崇められ、夫れを日本人が—して」〈福沢・福翁自伝〉
でん‐しゅう【伝習】
[名](スル)教えを受けて習うこと。「蘭人に航海術を—して」〈福沢・福翁自伝〉
でんしゅうろく【伝習録】
中国明代の王陽明の語録。3巻(うち中巻は書簡集)。上巻は1518年刊。中・下巻は死後の編。王陽明の思想・人間性を知る基本的な書物。
でん‐しょ【伝書】
1 家に代々伝わる書物。また、秘伝や奥義(おうぎ)などを記した書物。「秘蔵の—」 2 書類・手紙などを先方に伝えること。「—使」
でん‐しょう【伝唱】
[名](スル)次々と語り伝えること。「史伝を詩歌に綴りなして子孫に—せしむるをば」〈逍遥・小説神髄〉
でん‐しょう【伝承】
[名](スル) 1 伝え聞くこと。人づてに聞くこと。「浪士数百名島津泉州に就(つき)て暴挙の企あるの趣、疾くも—為(し)たりしかば」〈染崎延房・近世紀聞〉 2 ある集団の中で、古くからあるしきた...
でん‐しょう【伝誦】
[名](スル)物語・叙事詩などを口から口へととなえ伝えること。「民話を—する」
でんしょう‐ち【伝承地】
しきたり・信仰・口碑・伝説・芸能などが受け継がれている土地。