ま‐ゆみ【檀/真弓】
1 ニシキギ科の落葉低木。山野に生え、葉は楕円形で、対生。雌雄異株。初夏、緑白色の小花が集まって咲き、果実はほぼ四角形で、熟すと四つに裂けて赤い種子が現れる。古くは材で弓を作った。やまにしきぎ。...
まるば‐うつぎ【丸葉空木】
アジサイ科の落葉低木。関東以西の山地に自生。葉は卵形で、両面に星状の毛がある。5、6月ごろ、白い5弁花が円錐状について咲く。
まるば‐の‐き【丸葉の木】
マンサク科の落葉低木。本州西部と四国の山地に自生。葉は卵円形で、秋に紅葉する。秋の終わりごろ、暗紅色の花をつけ、実は扁球形で翌年秋に暗褐色に熟す。べにまんさく。
まるば‐はぎ【丸葉萩】
マメ科の落葉低木。日当たりのよい山野に生える。葉は楕円形の3枚の小葉からなる複葉。8〜10月、紅紫色の蝶形の花を開く。萼(がく)は深く裂けていて、先が鋭くとがる。
マント‐ぐんらく【マント群落】
森林の周囲に発達するつる植物や小低木の群落。森林内への風の吹き込みを防いだり、日光の直射による乾燥を防いだりして、袖群落とともに森林内の環境を保つ役割をもつ。
まん‐りょう【万両】
サクラソウ科の常緑小低木。暖地の山林中に生え、高さ50センチ〜1メートル。葉は長楕円形で厚く、縁に波状のぎざぎざがある。夏、白い小花を散房状につけ、実は球形で赤く熟し、翌年春まで木に残る。正月に...
みかえり‐そう【見返草】
シソ科の落葉低木。山地に群生し、高さ50センチ〜1メートル。葉は楕円形で対生し、裏面に毛が多い。9、10月ごろ、淡紅色の唇形の花を穂状につけ、長い濃紅紫色の雄しべが突き出す。いとかけそう。
みさお‐の‐き【操の木】
アカネ科の常緑低木。山地に生え、葉は長楕円形でつやがあり、対生。夏、黄色の花をつけ、黒い実を結ぶ。本州以西に分布。岩の間に生えても葉色が鮮やかで変わらないところからの名。
ミソデンドロン【Misodendron】
ミソデンドロン科の半寄生低木。南米の温帯に分布する。
みそ‐なおし【味噌直】
マメ科の小低木。山野に生え、高さ40〜90センチ。葉は3枚の長楕円形の小葉からなる複葉。8、9月に、白い小花を穂状につける。豆果は鉤(かぎ)状の毛があり、衣服につきやすい。茎葉を入れて味噌の味を...