ど‐の【何の】
[連体]はっきりと限定できないもの、明らかでないものをさす。「—子と—子が仲良しなのかわからない」「—問題から手をつけようか」
どの‐くらい【何の位】
1 どれほど。いくらぐらい。どの程度。「厚さは—の板か」「費用は—かかるのか」 2 (副詞的に用いて)程度のはなはだしいさま。どれほどか。「—心配したと思う」
何(ど)の面(つら)下(さ)げて
なんの面目があって。よくも恥ずかしくなく。「—帰れようか」
どの‐へん【何の辺】
どのあたり。また、どの程度。「—で休憩にしようか」「—まで耐えらるか」
ど‐の‐みち【何の道】
[副]どんな経過をたどっても、結果が同じであるさま。いずれにしても。どっちみち。結局。「どこへ逃げても—つかまる」
どの‐よう【何の様】
[形動][文][ナリ]どんなふう。「—なぐあいですか」「—に致しましょうか」
なに‐の【何の】
[連語]《代名詞「なに」+格助詞「の」》 1 何々の。なんとかいう。「—前司にこそは、などぞ必ずいらふる」〈枕・二五〉 2 どんな。いかなる。「—面目にてか、また都にも帰らむ」〈源・若紫〉 3 ...
なん‐の【何の】
《代名詞「なに」に格助詞「の」の付いた「なにの」の音変化》 [感]軽く否定したり受け流したりするときに用いる語。「—、これしき」「—、大丈夫だ」 [連語] 1 いかなる。どういう。「いったい...
何(なん)の彼(か)の
あれやこれや。なんのかんの。「年末は—と忙しい」
何(なん)の事(こと)はない
たいしたことではない。問題とするほどのことではない。「大騒ぎしたのに—、人違いでした」